前線南下で秋が到来 昼間でも羽織る物が必要に

ウェザーニュース

週明けは秋雨前線が日本海側まで北上し、太平洋側は蒸し暑さを感じる所が多くなりそうです。ただ、その後は前線が本州の南に南下して、日本列島には秋の空気が流れ込みます。ようやく秋らしい体感の日が増えてきそうです。

週中頃の関東は北東風の影響

明日7日(月)は秋雨前線が西日本日本海側〜北陸付近まで北上し、関東など太平洋側の地域は南からの暖かな空気に覆われます。最高気温は25℃を超える所が多い上、湿度も高く、不快な蒸し暑さになりそうです。

ただ、明後日8日(火)には前線が本州の南岸まで南下し、週後半にかけて日本列島には秋の涼しい空気が流れ込むとみられます。その後も極端な暖気の北上は予想されておらず、各地でようやく暑さが落ち着く見込みです。

東京都心の最高気温の変化を見ると、明日は27℃まで上がる一方、明後日は平年並の23℃、9日(水)や10日(木)は平年よりやや低い20℃前後の予想になっています。北東からの冷たい風が吹き付けて、昼間も羽織る物が必要な体感になりそうです。

その後、週末は再び気温が上がる予想ですが、これまでのような厳しい暑さにはならない見込みです。最低気温は20℃を下回る日が続くとみています。

秋らしく、朝晩と昼間の寒暖差に注意

10月に入ってからも30℃超の日があった東海から西日本も、今後は過ごしやすく感じられる日が増える予想です。東京と同じく最低気温は20℃を下回る日が続き、朝晩は秋の訪れを実感できる涼しさになります。

秋らしく、朝晩と昼間の気温変化は大きくなりますので、服装選びを失敗して体調を崩さないようお気をつけください。

北海道では札幌市でも最低気温が10℃以下になる日が出てきます。朝晩は寒いくらいになりそうです。