東京の最高気温は5か月ぶりの低さ 西日本は広範囲で25℃超える

ウェザーニュース

今日9日(水)の関東は昼間も肌寒くなりました。東京都心の最高気温は5か月ぶりに10℃台です。日差しが戻った西日本は広い範囲で25℃を超えています。

東京都心の最高気温10℃台は5月以来

関東は朝から雨が降り続いたことに加え、北東からの冷たい風が吹き込んだため昼間も気温が低いままでした。

東京都心は日付が変わってから15℃前後で経過し、14時30分までの最高気温は札幌市よりも低い17.4℃に留まっています。11月中旬並みで、一日の最高気温が10℃台になるのは5月9日以来、5か月ぶり。そのほかの関東各地も軒並み20℃未満です。

西日本は日差しの届いた所が多く、昨日よりも気温は上昇しています。大阪市で26.1℃、福岡市で25.5℃など広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日になりました。湿度が50%前後まで低下したため比較的過ごしやすく、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では7割前後が「爽やか」、2割前後が「カラッと暑い」となっています。

明日は関東の肌寒さが少し解消

関東の雨は今日の夕方までに止み、明日10日(木)は雲が多めながらも大きな天気の崩れはありません。肌寒さは少しだけ解消し、最高気温は東京都心で今日に比べて6℃高い22℃など、各地で20℃を上回る予想です。

西日本は朝から晴れて、今日と同様に気温が上がります。各地で25℃以上の夏日になり、30℃に近づく所がある見込みです。空気が乾燥するためカラッとした暑さで、朝晩は少し涼しいくらいになります。

北海道は朝に冷え込む所が多く、旭川市は5℃を割り込む予想となっています。昼間との気温差が大きいので、服装選びにお気をつけください。