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大空に飛び立つ鮮やかなバルーン 岩手「バルーンフェスティバル」開催

ウェザーニュース / 2024年10月11日 9時51分

ウェザーニュース

今日11日(金)は高気圧に覆われて、広い範囲で秋晴れとなっています。岩手県一関市では「一関・平泉バルーンフェスティバル」が始まりました。

13日(日)までの三日間の開催で、初日となる今日はバルーン日和です。

風の流れを読む高度な技術

熱気球の競技は「タスク」と呼ばれています。競技内容は当日の会場周辺の風向きなどにより決定されますが、風の流れを読む高度な技術が必要です。

例えば、地上に設けた標的に対してどれだけ近い場所に熱気球からマーカー(砂袋)を落とせるかを競う場合。

地上に設けた地点に近づくためには、上下方向の移動に加えて水平方向の移動が必要になります。気球はそもそも人の操作では上下方向の動きしかできないため風の向きがポイントとなります。

バルーンは気球内部の空気を温めて、空気を軽くして浮かび上がります。上下の動きは、気球内の空気を温めたり温めた空気を抜いたりして行いますが、水平方向は、上空を吹いている風に乗って移動します。上空の風の流れを利用する一方、影響もされやすいのです。

昼間の日差しがたっぷり降り注ぐ時間は、地面が暖められて上昇気流が発生し、空気の上下の動きが激しくなりやすいので、バルーンを飛ばすのには向きません。このため、実際にバルーンを飛行させるのは、空気が比較的安定しやすい朝と夕方に行うのが一般的です。


明日12日(土)からの三連休は、今回の会場付近を含めて晴れる所が多い予想です。多くの気球が気持ちよく飛び立てると良いですね。

ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
 

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