秋の訪れを告げる「コキア」の色彩、見頃間近か
ウェザーニュース / 2024年10月13日 13時0分
この三連休、日本列島は移動性高気圧に覆われ、多くの地域で秋の日差しが心地よく降り注いでいます。朝晩と昼間の寒暖差も大きく、秋の深まりを感じる日々が続いています。
そんな秋の風物詩の一つ、「コキア」も、緑色から赤色へと美しく変化しています。昼夜の温度差が大きいほど、その赤みが増すと言われており、これからの季節はコキアの色づきはさらに鮮やかになっていきそうです。人にとっては寒さが厳しくなる季節ですが、コキアにとっては赤みを深める絶好の時期がやってきています。
ウェザーニュースアプリのウェザーリポートには、各地のコキアの美しい様子を伝える投稿が数多く寄せられており、多くの方がお出かけ先でコキアの色づきを楽しんでいるようです。
今年のコキア、色づきは昨年より早い?遅い?
茨城県の国営ひたち海浜公園・みはらしの丘では、春にはネモフィラ、秋にはコキアが広がり、毎年多くの人々を魅了しています。
コキアは緑から赤へと少しずつ色を変えていき、真っ赤になる前のグラデーションの段階でも十分に見応えがあります。
今年の夏は昨年同様に猛暑が続き、ここ最近になってようやく気温が下がり始めたことで、コキアの色づきが始まりました。しかし、真っ赤に染まるピークはまだ先のようです。現在のコキアは、昨年と同じようなペースで緑と赤のグラデーションを見せています。昨年の状況を参考にすると、真っ赤なコキアを楽しめるのは来週以降になりそうです。
例年の見頃は10月中旬
国営ひたち海浜公園のコキアが真っ赤に色づく見頃は、例年10月中旬頃です。ただし、年によっては1週間ほど見頃が前後することもあります。コキアの赤と緑が美しいグラデーションを作り始めると、そこから約1週間後がピークの目安とされています。
今年は、昨日12日(土)のリポートで、すでにコキアが見事なグラデーションを見せていることが確認できます。このため、見頃のピークは10月19日(土)前後になる見込みです。昨年の状況を参考にすると、今月末まで真っ赤に染まったコキアの美しい景色を楽しむことができそうです。
これからの一週間は、コキアが少しずつ色を変えていく過程を楽しむ絶好のタイミングです。秋の深まりとともに、真っ赤に染まるコキアの景色をぜひ見逃さずにお楽しみください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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