週間天気予報 晴れと雨の交互 短期間で天気変化

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・高気圧と前線が交互に通過
・週末は冬の入り口へ
・一時的に夏返り、油断は禁物

連休明け以降、日本列島は短いサイクルで天気が変わっていきます。週末には、西高東低の冬型の気圧配置になり、北日本を中心に非常に強い寒気が流れ込む予想です。

週末にかけては気温が平年よりも少し高い日が多い一方で、週末は気温が下がり、平年並みかそれ以下となる見通しです。体感温度が大きく変わるため、体調管理に注意が必要です。

高気圧と前線が交互に通過

週間天気図　15日(火)～20日(日)

日本付近では高気圧と前線が交互に通過し、周期的に天気が変化します。前線付近は強い雨や雷雨、突風が発生する可能性もあるため、注意をしてください。

高気圧や前線が接近、通過するタイミングには不確実性があるため、こまめに最新の情報をご確認ください。

週末は冬の入り口へ

週末は寒冷前線が日本列島を通過し、その後は西高東低の冬型の気圧配置となる予想です。等圧線が非常に混み合い、全国的に風が強まる可能性があります。北日本では暴風のおそれがあるため、飛来物などにも注意が必要です。

北海道や東北の標高の高い所では降雪や積雪、北海道の日本海側では平野部でもミゾレや雪が降る可能性があります。季節の移り変わりを感じる間もなく、一気に冬が到来するため、車のタイヤ交換など冬支度は早めに進めた方が良さそうです。

交通機関への影響も考えられるため、移動の際には十分な時間の余裕を持ち、計画的に行動をしてください。

一時的に夏返り、油断は禁物

週の中頃は一時的に暖かい空気が北上し、西日本を中心に気温が再び30℃前後まで上昇する見込みです。まるで夏が戻ってきたかのような暑さが感じられそうです。湿った空気が流れ込むため、ムシムシとした不快な体感となるかもしれません。

週末は寒気が流れ込み、気温が大きく下がります。前日から5℃以上気温が低下する所も多いため、急な冷え込みに備えて、こまめに着るもので体感調節を行い、風邪を引かないように注意してください。