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前線通過で日本海側は強雨に注意 太平洋側も雨の可能性

ウェザーニュース / 2024年10月16日 7時20分

ウェザーニュース

今日16日(水)は北海道の北にある低気圧からのびる寒冷前線が日本列島を通過します。北日本や北陸など日本海側を中心に雨となり、雷を伴って強く降るところがある見込みです。

寒冷前線から遠い西日本の太平洋沿岸部でも、湿った空気の影響で雨が降りやすくなります。

前線通過時は本降りの雨 雷のおそれも

日本列島を寒冷前線が南下しています。前線に向かって湿った空気が流れ込んでいるため、前線の周辺では雨が強まりやすく、本降りの雨となる見込みです。

前線に伴う雨雲が今朝は東北から北陸、山陰にかけてかかっていて、7時までの1時間に秋田県仙北市の桧木内で12.5mm、岩手県雫石町の葛根田で11.5mmの強い雨を観測しました。石川県輪島市の門前でも6.0mmと本降りの雨となっています。

東北は昼頃まで雨の強まりに注意が必要です。北部ではだんだんと雨が止んで夕方には日差しの届くところもありそうです。朝に持っていった傘を置き忘れないようにお気をつけください。北陸では一日を通して雨が降りやすく、雷を伴うおそれがあります。大きい傘が必要です。

太平洋側も雨に注意

関東から九州にかけての太平洋側もスッキリしない天気となります。湿った空気の影響で、日本列島の南岸にも雷を伴った雨雲があります。特に西日本の沿岸部では発達した雨雲がかかり、一時的に雨の降り方が強まるところがある予想です。

関東でも今は日差しの届いているところがありますが、午後は上空の気圧の谷が接近してきます。だんだんと雲が厚くなって雨の降るところがある見込みです。今は雨が降っていなくても、折りたたみ傘を持っていくことをおすすめします。

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