北日本の山の紅葉もようやく色づき見頃 土曜は荒天注意

ウェザーニュース

北日本や中部山岳では紅葉の色づきが遅れていましたが、ようやく見頃の所が増えています。北海道では市街地にも紅葉前線が進んできました。

ただ、今週末の19日(土)は寒冷前線が通過し、風雨が強まり紅葉狩りにはあいにくの天気となりそうです。

冷え込みが弱く、色づき遅れる

今年は最低気温が平年よりも高い日が続いていて、北日本や中部山岳では紅葉の色づきが例年よりも遅いペースで進行しています。ようやく北海道の山沿いで見頃となり、シーズン終盤を迎えたところもでてきました。北海道では初雪のシーズンを前に、ようやく市街地でも紅葉の色づきが始まりました。東北や東日本・西日本では山沿いを除き見頃にはなっていません。

明後日19日(土)は寒冷前線が日本列島を通過し、北海道～九州の広範囲で本降りの雨となり、風も強まります。前線の通過後は一時冬型の気圧配置となって寒気が流れ込むため、北海道では雪の降るところがありそうです。

北海道の山では今週末の雪で紅葉の見頃の終わりを迎える所もありそうです。土曜は荒れた天気となりますので、紅葉を見るなら明日までがチャンスといえそうです。一方で、まだ紅葉の見頃を迎えていないエリアでは日曜〜月曜の冷え込みで色づきが進むことが期待出来ます。


写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）