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明日は寒冷前線通過で荒れた天気に その後は寒気南下し北海道は初雪の可能性

ウェザーニュース / 2024年10月18日 11時0分

ウェザーニュース

明日10月19日(土)は寒冷前線が日本列島を通過し、北海道~九州の広範囲で一時本降りの雨が降り、風も強まって荒れた天気となる予想です。

前線の通過後は一時的に冬型の気圧配置となり、上空に寒気が南下して北海道では初雪の可能性があります。

低気圧が足早に北海道付近を通過

今日18日(金)3時現在、中国の華北で発達中の1008hPaの低気圧が55km/hで東北東に進んでいます。この低気圧は前線を伴って日本海を足早に進み、明日19日(土)朝には最大風速20m/sクラスに発達して北海道付近を通過する予想となっています。この低気圧からのびる前線が19日(土)夜にかけて北日本や東日本・西日本を通過します。

北海道や北陸、西日本の日本海側では朝から雨が降り、前線の通過とともに雨の範囲は南下・東進します。低気圧や前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が不安定になるため、一時的に1時間に50mm前後の激しい雨が降るおそれがあります。落雷や突風にも注意してください。

北日本の日本海側や北陸、山陰、北海道の太平洋側などでは雨量がまとまり、局地的に大雨となる可能性があります。地震や大雨の被災地、石川県能登地方も雨が強まる可能性があるため、防災情報に注意してください。

低気圧や前線の近くでは風も強まります。また、北日本や日本海側の各地は前線の通過後も北西の風が強まるため、前線が離れたあとも強風・暴風に注意が必要です。

強い寒気が南下 北海道では初雪の可能性

寒冷前線の通過後は一時的に西高東低の冬型の気圧配置になります。20日(日)にかけて上空約1500mで−6℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込み、北海道の広範囲を覆う予想です。このため19日(土)夕方以降は山地を中心に雨が雪に変わり、20日(日)朝にかけて日本海側の地域を中心に雪の降る所が増える予想です。強い寒気の影響で大気の状態が不安定になるので、落雷や霰(あられ)、突風等にも注意が必要です。

今年はまだ北海道内で初雪の観測はありません。明日夜から明後日20日(日)朝にかけては旭川などで初雪が観測される可能性があります。初雪の平年日は、稚内や旭川で10月19日、札幌で10月28日です。昨年は10月21日に旭川、小樽、倶知安などで初雪が観測されています。

峠道など標高の高いところでは積雪となるおそれがあるため、土日に車での移動を予定している場合は、スタッドレスタイヤ・雪用ワイパー・解氷スプレー等の装備を必ず準備してください。

西高東低の気圧配置は長続きせず、21日(月)には天気が回復に向かいます。21日(月)の朝は冷え込みが強まるため、車を運転される方は路面凍結に注意してください。


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