真夏日地点は100地点超 九州や山陰で季節外れの暑さに

ウェザーニュース

今日18日(金)は南東から流れ込む湿った空気の影響で東北～近畿の太平洋側の一部で雨が降った一方、その他のエリアでは広く晴天が広がりました。日照と南東風の影響で九州や山陰を中心に季節外れの暑さとなりました。

真夏日地点は100地点超　最も遅い記録に

15時時点で30℃以上を観測した真夏日地点は全国で105地点です。真夏日地点が100地点を超えた日としては最も遅い記録となりました。真夏日地点は南西諸島に加えて、九州や山陰エリアに多く分布しています。上空の暖かい空気と日照、南東風によるフェーン現象の影響で昇温が促されたと考えられます。

福岡では31℃を観測し、観測史上最も遅い真夏日となりました。また、熊本では31.9℃、鹿児島で31.1℃、佐賀で30.8℃、鳥取で30.5℃と、それぞれ真夏日が観測されています。一方で、曇りや雨の影響を受けた東京の最高気温は22.9℃にとどまりました。

雨の前は汗ばむ暑さ　前線通過で体感が一変

明日19日(土)は寒冷前線が通過して広い範囲で本降りの雨となります。西日本や東日本では雨が降り出すまでムシムシと暑くなりますが、夜は日本海側を中心に冷え込むところが多くなります。

予想最高気温は東京で30℃、大阪や名古屋で28℃です。雨の前後で体感が大きく変わるので、服装で上手に調節してください。