週の中頃はまた低気圧や前線が通過 全国の広い範囲で雨風強まる

ウェザーニュース

全国的な晴天は長続きしません。明後日22日(火)から23日(水)にかけて低気圧や前線が通過し、再び広い範囲で雨となります。雨や風の強まる所があるため注意が必要です。

低気圧が発達しながら日本海へ

前線を伴った低気圧が明後日22日(火)に朝鮮半島付近に進み、九州北部や山陰などで次第に雨が降り出します。23日(水)になると低気圧は発達しながら日本海に達して、中心から伸びる寒冷前線が日本列島を通過していく見込みです。

西日本、東日本は寒冷前線が通過するタイミングでに雨が降り、雷や突風などを伴うおそれがあります。雨の降る時間は短いものの、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨のなる可能性があるため、道路冠水や落雷などに注意が必要です。

北日本は低気圧が発達しながら通過するため、雨だけではなく風も強まるとみられます。昨日19日(土)ほどではないものの、瞬間的には20m/s前後の強風となる所がありますので、横殴りの雨になりそうです。低気圧の後ろ側の寒気は弱く、山沿いも含め雪になることはありません。