今日10月21日(月)はオリオン座流星群のピーク 深夜〜翌朝にかけて観測チャンス
ウェザーニュース / 2024年10月21日 7時0分
今日10月21日(月)は「オリオン座流星群」が活動のピークを迎えます。
午後に活動の極大を迎える予想で、放射点が空高くに昇る深夜〜翌朝にかけてが観測のチャンスとなります。あまり出現数は期待出来ませんが、条件の良いところでは1時間に5~10個程度の出現が予想されます。
どんな流星群?期待できる流星数は
10月21日 23時頃 東の空(東京)
・母天体 :ハレー彗星(5月のみずがめ座η流星群と同じ)
・今年の極大 :10月21日(月)15時頃
・日本での見頃:
10月20日(日)夜遅く〜21日(月)明け方
10月21日(月)夜遅く〜22日(火)明け方
オリオン座は明るい星が多く見つけやすい冬の星座として有名です。このおかげでオリオン座流星群も知名度は比較的高いものの、活動の規模は「三大流星群」には劣ります。
今年の活動の極大は21日(月)15時頃になると予測されていますが、日本では放射点(※)が空に昇る22時頃〜22日(火)の明け方にかけてが流星の出現する時間となり、放射点の高く昇る明け方ほど出現が増えていきます。
今年は満月すぎの明るい月がほぼ一晩中夜空を照らすため、流星観測には悪条件となっています。アストロアーツによると、流れる流星の数は条件の良いところでも1時間あたり5~10個程度と予想されています。
流星はオリオン座の周辺のみに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れるため、できるだけ空を広く眺めるようにして見てみてください。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
オリオン座流星群はピークが比較的なだらかで、前後数日はピーク日に近い数の流れ星を観測することができます。天気の関係等でピークの日に観測出来ない方は、その前後の日に観測するのも良さそうです。
オリオン座流星群の特徴は?
1.スピードが速い
オリオン座流星群の流星はスピードが速いのが特徴で、火球と呼ばれる明るい流星や流星痕と呼ばれる痕を残す流星が出現することがあります。
2.活動のピークがなだらか
極大日の前後数日は、出現する流星数があまり変化しないので、活動のピークがなだらかな流星群といえます。
気になる天気は
高気圧の中心が東に離れるものの、北陸や東海、近畿を中心に晴れて流星群の観測ができそうです。北日本は空高いところの薄雲が広がるものの流星を見ることはできそうです。
西から前線や低気圧が接近してくるため、九州では曇りや雨で観測が難しそうです。中国・四国はやや雲が多くなります。
関東や東北も沿岸部は雲が広がる可能性ありますが、内陸ほど観測できるチャンスがありそうです。
この記事に関連するニュース
-
10月21日(月)はオリオン座流星群のピーク ハレー彗星の置き土産
ウェザーニュース / 2024年10月19日 11時55分
-
「紫金山・アトラス彗星」が見頃に 見える方向や時間帯は?
ウェザーニュース / 2024年10月14日 7時40分
-
来週は「紫金山・アトラス彗星」観測のチャンス 方向や時間帯は?
ウェザーニュース / 2024年10月9日 17時30分
-
今夜は「10月りゅう座流星群(別名 ジャコビニ流星群)」の活動ピーク
ウェザーニュース / 2024年10月8日 11時20分
-
★2024年10月の天体イベント★ 10月の満月はスーパームーン!オリオン流星群などにも注目
ウェザーニュース / 2024年10月2日 17時45分
ランキング
-
1日本に10台ほど…ガラス張り選挙カー「金魚鉢」、与野党が激しい争奪戦
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年10月20日 21時50分
-
2横浜強盗殺人 22歳容疑者、指示役と連絡「場所を指定された」
毎日新聞 / 2024年10月20日 20時56分
-
34輪バギーが約20m転落 運転していた54歳女性死亡 和歌山・御坊市のリゾート施設
ABCニュース / 2024年10月20日 18時54分
-
4「トイレに行くだけで18回も挙手」…参院選買収事件で服役した河井克行・元法相が刑務所生活語る
読売新聞 / 2024年10月20日 14時51分
-
5「上部が折れて…」神社の秋祭りで千歳楽(神輿)から2人が転落 1人が意識不明 岡山・浅口市
KSB瀬戸内海放送 / 2024年10月20日 15時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください