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九州や山陰で雨が降り出す 夜は四国などで激しい雨のおそれ

ウェザーニュース / 2024年10月22日 7時55分

ウェザーニュース

今日22日(火)は西日本で雨の降るところが多くなります。西から近づいてくる低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすくなる見込みです。

九州南部や四国では土砂降りの雨となるおそれがあり、道路冠水や低い土地の浸水などに注意が必要です。

すでに発達した雨雲が見られる

東シナ海にある低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で雨雲が発生し、九州北部や山陰では雨が降り始めています。低気圧の東側には発達した雨雲があり、対馬海峡付近では落雷も多発している状況です。

また、九州南部でも東寄りの湿った風が吹き付けることによって、昨日から断続的に雨が降っています。

今朝7時30分までの1時間に宮崎県日南市の深瀬では20.5mmの強い雨が降り、長崎県の対馬にある厳原でも16.0mmのやや強い雨を観測しました。

午後にかけて雨エリア拡大

午後にかけてはさらに雨の範囲が拡大し、九州や中国四国の広範囲で雨となる見込みです。九州南部は午前中から、九州北部は昼前から局地的に雨雲が発達して、1時間に30mm〜50mmの激しい雨の降る可能性があるため注意が必要です。雨雲が停滞してしまうと1時間に50mm以上の非常に激しい雨となるおそれもあります。

宮崎県など九州の太平洋側では昨日からの雨量が300mm近くに達しているところがあります。河川増水や土砂災害の発生などに警戒が必要です。

夜になると日本海側の雨雲はだんだんと弱まっていく傾向ですが、太平洋側の雨雲は湿った空気が流れ込み続けるため発達しながら東へと進むとみられます。四国では夜遅くから明日の明け方にかけて激しい雨のおそれがあり、近畿や東海では明日の朝に雨が強まることが考えられます。道路冠水や低い土地の浸水などに注意が必要です。

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