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明日は広範囲で雨風強まる 局地的な大雨にも注意

ウェザーニュース / 2024年10月22日 18時19分

ウェザーニュース

明日23日(水)は広い範囲で雨や風が強まる予想です。道路冠水や飛来物などに注意してください。

山沿いでは局地的に大雨となるおそれもあります。河川や急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

関西や東海は通勤・通学時間帯に強雨

低気圧が日本海を北東に進み、そこからのびる温暖前線が北日本を、寒冷前線が西日本から東北を通過します。前線に向かって非常に強い暖湿気が流れ込む影響で、前線付近では大気の状態が不安定になり、雨雲が発達する予想です。

関西や東海では、朝の通勤・通学時間帯に強い雨のタイミングが重なる可能性があります。局地的には雷や突風を伴って、1時間に50mm以上の非常に激しい雨となるおそれがあるため、道路冠水や用水路の増水などに注意が必要です。アンダーパスなどの低地は避け、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

北陸や東北、北海道も、前線通過時は1時間に30mm前後の激しい雨となる可能性があります。また、湿った空気の影響を受けやすい四国から東海、北日本の山沿いでは雨量がまとまるおそれもあるため、河川や急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

関東も雨の降る可能性はありますが、南西の風が強く、地形の影響で他の地域に比べると雨は降りにくいとみられます。

北日本を中心に風が吹き荒れるおそれ

低気圧と、東の海上や大陸にある高気圧との間で気圧傾度が大きくなり、沿岸部を中心に風も強まる予想です。特に、北日本では低気圧が接近する午後ほど風が吹き荒れる可能性があります。

飛来物などに注意し、飛ばされやすいものは今日のうちに屋内へ仕舞うなど対策を行ってください。波も高くなるため、海岸には近づかないようにしてください。

九州や中国・四国は天気が回復傾向

今日は猛烈な雨が降っている宮崎県ですが、この後は徐々に活発な雨雲が東に離れ、明日は強い雨の心配はありません。雨が止んでも災害発生のリスクは残るため、急斜面や崖、増水した河川などには近づかないようにしてください。

高知県など四国太平洋側では今夜遅くから明日の早朝にかけて非常に激しい雨や大雨のおそれがあります。ただ、大陸から移動性の高気圧が進んでくるため、明日の午後には天気が回復に向かう見込みです。

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