秋の花粉を感じる方が増加中、花粉症の人のうち5割以上

ウェザーニュース

季節外れの暑さが続いていましたが、最近では朝晩と昼間の寒暖差が大きくなり、空気もだんだんと秋らしくなってきました。

一日の気温差が大きくなるにつれて、体が寒さに慣れていないため、くしゃみや鼻水、鼻づまりに加え、咳が出るなど「風邪かな？」と思うような症状が出ている方もいるかもしれません。その中で「今年は秋の花粉が重い」など、アレルギーの症状に悩まされている人もいるようです。

2週間で10ポイント以上「感じる」が増加

ウェザーニュースは、アプリユーザーを対象に「秋の花粉、感じてる？」という質問でアンケート調査を実施しました。その結果、「花粉症ではない」の回答を除くと、約5割以上の方が秋の花粉を感じていることがわかりました。

この調査は10月の毎週日曜日に実施しており、秋の花粉症の症状が出始めている方がじわじわと増加しています。

10月6日に実施した調査では秋の花粉を感じている方が40％（「けっこう感じる」と「ちょっと感じる」の合計）、10月20日の同調査では52％と秋の花粉を感じている方が10ポイント以上増加していました。

秋の花粉症の原因となる植物には、ブタクサやヨモギなどがあります。これらの花粉はスギ花粉のように長距離を飛ぶものではなく、飛散距離は数メートル～数十メートル程度とされています。

ブタクサなどが生えている場所に近寄らないようにし、花粉が付きにくい素材の服を選ぶなど対策をしておくと安心です。