今日24日(木)の天気予報 沖縄は大雨警戒 本州は天気回復

ウェザーニュース

■ 天気のポイント ■

・沖縄は非常に激しい雨に 浸水等警戒
・本州方面は晴れるところも
・九州南部は午後に雨降りだす

今日10月24日(木)は本州方面は前線が離れて天気の回復するところが多くなります。一方、フィリピンにある大型の台風20号の間接的な影響で沖縄では大雨に警戒が必要です。西日本の太平洋側も午後は再び雨の降りだす所がありそうです。

沖縄は非常に激しい雨に 浸水等警戒

大型の台風20号(チャーミー)はフィリピン北部のルソン島を通過中です。台風は西進して南シナ海へ向かいますが、台風の周囲をまわる湿った空気が沖縄に流れ込む状況が26日(土)頃まで続くことが予想されています。

この影響で、沖縄や奄美は発達した雨雲が次々に通過し、一日を通して断続的に雨が降る見込みです。沖縄本島中南部のアメダス読谷では明け方に1時間に53.0mmの非常に激しい雨を観測しました。今後も非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や低地の浸水、河川の増水などに警戒してください。

本州方面は晴れるところも

前線が本州の南に離れるため、北海道や東北北部、中国地方、九州北部は晴れて青空の広がる所が多くなります。東北南部や関東、東海、近畿でも、雲は多めながら日差しの届くタイミングもありそうです。

関東から近畿の太平洋沿岸では、夕方以降に一時雨の降る可能性があるため、念のため折りたたみの傘など雨具をご用意ください。

九州南部は午後に雨降りだす

停滞する前線に近い九州南部は朝から雲に覆われ、午後は次第に雨が降りだします。宮崎県では22日(火)の大雨で地盤の緩んでいる可能性があるため、急な斜面など危険な所に近づかないようにしてください。

鹿児島県の種子島・屋久島地方は前線の雨雲がかかって、雨の強まることがある見込みです。

四国も午後は雲が厚みを増し、今夜にかけて太平洋側で雨が降りやすくなります。