沖縄は24時間で200mm以上の大雨 午後は奄美で激しい雨に警戒

ウェザーニュース

台風20号(チャーミー)の間接的な影響で、沖縄や奄美で大雨となっています。沖縄本島では24時間雨量が200mmを上回りました。午後は雨の中心が奄美地方に移り、激しい雨に警戒が必要です。

午前中は沖縄本島で激しい雨

台風20号の北側を吹く東寄りの風によって、沖縄や奄美には非常に湿った空気が次々に流れ込んでいます。黄海付近に中心をもつ高気圧の周囲を吹く北東からの風とぶつかる所で雨雲が発達している状況です。


今日の午前中は沖縄本島に活発な雨雲が次々とかかって激しい雨が降り、11時00分までの24時間雨量は本部町で204.5mm、読谷村で196.0mm、那覇市で170.5mmに達しました。沖縄県本島地方には大雨警報と洪水警報が発表中です。

活発な雨雲は奄美地方にも広がる

雨の激しいエリアは奄美地方へ広がっていて、11時00分までの1時間雨量は最も強い鹿児島県与論島で22.0mmを観測しました。

午後は沖縄本島から奄美地方を次々に活発な雨雲が通過し、激しい雨が降る見込みです。局地的には1時間に80mm以上の猛烈な雨が降ってもおかしくありません。今夜遅くにかけて道路冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに警戒が必要です。