気象庁1か月予報 気温は平年より高めも季節は進む
ウェザーニュース / 2024年10月24日 16時0分
今日10月24日(木)、気象庁は10月26日から11月25日までの1か月予報を発表しました。全国的に気温は平年より高い予想となっています。ただ、この時期は気温が急速に下がっていく時期だけに、季節の進みは感じられそうです。
一時的な寒気の南下で気温変化が大きくなる
この先1か月の気温
日本列島は暖かな空気に覆われやすく、全国的に気温は高い傾向となります。1か月の平均気温は平年よりも高い予想で、東北から関東甲信、沖縄にかけては高くなる確率が80%です。
特に10月30日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなる可能性が高いとして、東北から九州、沖縄には高温に関する早期天候情報が発表されました。
1か月を通してみると気温は高いものの、一時的な寒気の南下で北日本を中心に気温の下がるタイミングはある見通しです。気温変化が大きくなる可能性があります。
また、平年より高いとは言え、11月になると平年の気温自体が各地で大きく下がります。東京都心の平年の最高気温は11月中旬で16.6℃、大阪も17.6℃と20℃未満です。例年よりゆっくりではありますが、季節は進んでいきます。
▼11月の旬別最高気温(平年値)
上旬 中旬 下旬
仙台 16.3℃ 13.9℃ 12.0℃
東京 18.6℃ 16.6℃ 14.9℃
大阪 20.0℃ 17.6℃ 15.9℃
西日本から関東は降水量が多い
この先1か月の降水量
中国大陸からオホーツク海方面で高気圧が優勢になる一方、本州付近は低気圧や前線の影響を受けやすくなるとみられます。
西日本や東海、関東は平年に比べると晴れる日が少なく、降水量が多くなる見込みです。北海道は高気圧に覆われるため、日本海側では降水量が平年並みか平年よりも少なくなります。
10月に入っても日本の南の海上で台風が発生していて、前線の活動が活発になりやすい状況です。11月に入っても雨の強まる可能性はありますので、油断をしないようにしてください。
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