週間天気予報 秋雨前線と台風21号の進路に注意を

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・前線停滞 雨降る日が多い予想
・台風21号 来週後半は日本に影響か
・日差し乏しくても気温は高め

前線が西日本〜東日本付近に停滞します。台風21号の進路にも注意してください。

前線停滞 雨降る日が多い予想

秋雨前線が本州の南に停滞しています。来週にかけてこの前線が西日本〜東日本付近で南北に位置を変えながら停滞する日が続く予想となっています。

この影響で西日本や東日本を中心に曇りの日が多く、雨の降るところが増える予想です。前線の活動が活発になる可能性もあり、雨量が多くなるおそれもあるため今後の情報に注意してください。

台風21号 来週後半は日本に影響か

昨日25日(金)に発生した台風21号(コンレイ)は、しばらく西寄りに進んだあと、沖縄の南で北上に転じ、日本の南を東進することが考えられます。

沖縄や奄美は台風が強い勢力で接近する可能性があるため早めに台風への備えをしてください。その後の進路はまだ不確実ですが、本州方面にも影響が出る可能性も考えられます。

また、本州付近に停滞する秋雨前線に湿った空気を送り込み、前線活動を活発化させる可能性もあります。こちらは台風本体の接近前から注意が必要です。

日差し乏しくても気温は高め

東北〜沖縄の各地は来週にかけて暖気の影響を受ける日が続くため、この時期としては気温の高い状況が続きます。最低気温は9月〜10月上旬頃に相当する日が続き、強い冷え込みはありません。最高気温は天気次第で、日によって上下する見通しです。

北海道は他の地域と比べると順調に季節が進み、毎日10℃未満まで気温が下がります。なお、今週前半にあったような強い寒気の南下はしばらく先になりそうです。