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2024年の世界の気温は99.8%の確率で過去最高に アメリカ海洋大気庁

ウェザーニュース / 2024年10月26日 9時30分

ウェザーニュース

アメリカ海洋大気庁は24日(木)に発表したレポートの中で、2024年の世界の平均気温が過去最も高くなる可能性が99.8%と発表しています。

9月の気温は過去2番目の高さ

アメリカ海洋大気庁は10月24日(木)に9月の世界の気候に関するレポートを発表しました。ハリケーンHeleneの影響でNCEI(国立環境情報センター)のインフラが被害を受けた影響で、通常よりも遅れた発表になっています。

9月の世界の平均気温は16.24℃で、昨年の9月に比べてわずかに低く過去2番目の高温となりました。地域別では北アメリカで過去最高となった一方、南アメリカやヨーロッパ、アジアなどは去年よりも低めです。

1〜9月までの気温は依然としてこれまでで最も高く、2024年の世界の気温が過去最高となる確率は99.8%となっています。

日本も2024年の気温は過去最高となる見通し

日本の平均気温も9月の時点では昨年を上回っていて、10月の平均気温も過去最高を上回る水準で経過しています。

現時点では11月、12月の気温が平年と同じになったとしても、2024年の日本の気温が過去最高になる状況です。

ウェザーニューズの長期予報チームによると、11月以降はこれまでに比べると高温傾向が緩和するものの、平年並みか平年より高めで推移するとしています。今年は世界の気温だけでなく、日本の気温も過去最高を更新することがほぼ確実となってきました。

温暖化の影響は私たちの生活にも大きな変化をもたらす可能性があります。ウェザーニュースでは、気象情報会社の立場から地球温暖化対策に取り組むとともに、さまざまな情報をわかりやすく解説し、みなさんと一緒に地球の未来を考えていきます。まずは気候変動について知るところから、一緒に取り組んでいきましょう。

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