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西日本は三連休序盤にかけ大雨のおそれ 台風21号から変わる低気圧が影響

ウェザーニュース / 2024年10月31日 17時30分

ウェザーニュース

台風21号(コンレイ)から変わる低気圧と前線の影響で、11月1日(金)から三連休初日の2日(土)は大雨のおそれがあります。特に九州や中国地方は季節外れの大雨となる可能性があるため警戒が必要です。

前線付近で雨雲が発達

台風21号は台湾付近を通過した後、北東に進路を変えて東シナ海で温帯低気圧に変わる見込みです。それとともに前線が北上し、湿った空気が大量に流れ込むことで活動が活発になります。

明日1日(金)は西日本の各地で雨が予想され、夜にかけては東海や関東など東日本まで雨のエリアが拡大する見通しです。九州や中国・四国は明日の午後から激しい雨となる可能性があります。

台風21号から変わった低気圧が近づく2日(土)は、湿った空気の流入が強まります。前線付近ではさらに雨雲が発達しやすくなり、九州北部から中国地方で特に雨が強まるとみられます。

東日本も雨が強まる可能性

3日(日)にかけて予想される雨量は、九州北部や中国地方の一部で200mm以上に達する予想です。線状降水帯が発生し、雨量がさらに多くなるケースも考えられます。

九州など西日本では梅雨時期に大雨となることが多く、福岡市の平年の月間雨量は7月の299.1mmに対し、11月は91.4mmと3分の1に過ぎません。晩秋としては記録的な大雨となるおそれがあります。土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水など様々な大雨災害の危険性が高まりますので、警戒が必要です。

近畿から関東にかけても一時的に激しい雨となる心配があり、連休中のお出かけは天気の変化にお気をつけください。

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