週間天気予報 三連休後半は行楽日和 連休明けは晩秋の体感

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・三連休後半は行楽日和
・北日本は荒天注意、冬支度も忘れずに
・連休明けは季節の進みを実感

西日本や東日本では晴れや曇りの日が多い一方、北日本では曇りや雨、雪の日が多く、ぐずついた天気が続く1週間となる見込みです。

連休の前後で気温が大きく変化し、体感温度もがらりと変わるため、体調管理を万全に行なってください。

三連休後半は行楽日和

連休初日の今日2日(土)に各地で雨を降らせている低気圧や前線は、連休2日目の3日(日)・文化の日になると東へ遠ざかって天気は回復に向かいます。

前日から一転して、晴れて行楽日和となります。11月3日は「晴れの特異日」ともいわれており、今年も晴れが期待できるところが多そうです。

連休最終日の4日(月)・振替休日も西日本や東日本では広い範囲で行楽日和が続く見込みです。

北日本は荒天注意、冬支度も忘れずに

三連休最終日の4日(月)・振替休日は低気圧や前線が接近、通過するため北日本は雷を伴った強い雨の降る可能性があります。落雷や竜巻などの突風、降雹などにも注意が必要です。

寒冷前線の後ろ側には強い寒気が控えていて、前線通過後の4日(月)夜以降、冷たい空気が南下しはじめる見込みです。北海道の峠道では雨から雪に変わってくる予想で、行楽からの帰り道に峠道を走行予定の方は、路面状況に注意し、必要であれば冬用タイヤなどの準備を整えておくと安心です。

連休明けの5日(火)からは北海道の上空に一段と強い寒気が流れ込み、内陸部では平地でも積雪する可能性があります。札幌市内でもあられが降ったりうっすらと雪化粧することも考えられます。

連休中のうちに冬タイヤへの交換など、冬支度を進めておくと安心です。

連休明けは季節の進みを実感

連休明けの5日(火)からは、日本列島の上空に寒気が流れ込み、東日本や西日本でも気温が急低下する見込みです。特に朝晩は一段と寒さが増し、晩秋らしい冷え込みを感じそうです。

三連休最終日の4日(月)頃までは気温が平年を上回る暖かさとなりますが、連休明けからは一転して平年よりも低い気温の日が多くなる見込みです。最高気温が15℃前後までしか上がらず、最低気温は10℃以下となることもある予想で、急な気温変化で体調を崩さないようにお気をつけください。

この冷え込みで木々の色づきは進み、東日本や西日本でも紅葉は見頃へと順調に向かいそうです。秋の景色を楽しむには絶好の時期となりますが、外出の際は防寒対策を忘れずにお出かけください。