活発な雨雲は東海から関東へ 局地的な激しい雨に警戒

ウェザーニュース

低気圧や前線に伴う活発な雨雲は、東海から関東へと足早に広がっています。東海は夕方にかけて、関東は今夜にかけて局地的に激しい雨が降る見込みです。

関東はこれから夜にかけてが雨のピーク

発達した雨雲は東海や甲信を通過中です。名古屋市内など愛知県西部はピークを過ぎたものの、愛知県東部や三重県などで強い雨が降っています。16時00分までの1時間には三重県南伊勢町で41.5mm、愛知県蒲郡市で35.5mmの激しい雨。長野県飯島町で25.0mmの強い雨を観測しました。

また、関東にも活発な雲がかかり始め、群馬県には大雨警報が発表されました。東京都内でも雨の強まっている所があり、府中市では1時間に10.5mmのやや強い雨を観測しています。雨雲は東に移動し、これからが雨のピークになる見通しです。


雨のピークは1〜2時間程度ですが、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨が降る可能性があります。道路冠水や都市河川の増水、突風などのおそれがあるため、東海では夕方まで、関東では今夜まで警戒が必要です。