週末は曇りや雨の所が多い 台風の動き次第で雨が強まる可能性

ウェザーニュース

週末は前線や気圧の谷が通過する影響で全国的に天気の崩れる所が多くなります。台風の動きによっては雨の強まる可能性があるため注意が必要です。

17日(日)は活発な寒冷前線が通過

明日13日(水)から14日(木)にかけては勢力の強い高気圧が日本列島を覆い、広い範囲で晴れる予想となっています。高気圧が東に去った後は西から前線が近づき、15日(金)になると天気の崩れる所が多くなる見込みです。

さらに16日(土)から17日(日)も次々に前線が通過していくため、全国的に雨の降りやすい週末になります。特に17日(日)に北日本を通過する寒冷前線は、後ろに強い寒気を伴うことで活発になり、局地的な強い雨や雷、霰などをもたらす見通しです。

現時点では前線の位置などの予測の不確実性が大きく、雨の降るタイミングや地域を特定するのが難しい状況です。また、日本の南の海上を進んでいる台風24号や台風25号の動きによっては沖縄や西日本、東日本の太平洋側などで雨の強まる可能性があります。週末に予定がある場合は、最新の予報をこまめにご確認ください。

来週は強い寒気が南下

17日(日)に前線や低気圧が通過した後は一時的に冬型の気圧配置へと変化します。先週よりも強い寒気が流れ込む可能性が出てきており、北海道は平野部を含む広い範囲で積雪。東北でも内陸部や山沿いを中心に雪になる見通しです。

季節外れの陽気が続いている今週に比べ、来週は一気に気温が低下しますので、体調管理にもご注意ください。