来週は冬型の気圧配置強まる 北日本の広い範囲で積雪の可能性

ウェザーニュース

週末の天気の崩れの後は、強い寒気が南下します。来週ははじめは冬型の気圧配置が強まり、北海道だけでなく東北の平野部でも雪の積もる所がある見込みです。

風も強く吹雪になる所も

来週の18日(月)は高気圧が西から張り出し、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になります。上空1500m付近で−6℃以下の、平地で雪を降らせる目安の寒気は東北北部まで南下し、さらに強い−12℃以下の寒気が北海道に流れ込む予想です。


日本海の海面水温が平年よりも大幅に高い所に強い寒気が南下することで、上空との温度差が大きくなります。大気の状態が不安定になって雪雲や雨雲が発達しやすくなるため、北海道や東北日本海側では局地的に雪が強まる見込みです。

先週の寒気よりも強いため、北海道の平野部に加えて東北北部の平野部でも積雪の可能性があります。風も強まるため吹雪になる所もありそうです。車での移動は冬用タイヤが必要なエリアが拡大しますので、移動の予定がある場合は早めに準備を進めてください。