気象庁1か月予報 冬型の気圧配置は一時的 気温は高い傾向が続く
ウェザーニュース / 2024年11月14日 15時28分
今日11月14日(木)、気象庁は11月16日から12月15日までの1か月予報を発表しました。
来週は一時的に強い寒気が南下するものの、この先1か月を通してみると寒気の影響を受けにくく、全国的に季節の進みはゆっくりになりそうです。
来週の寒さは長続きせず
この先1か月の気温
オホーツク海の低気圧周辺は平年より気圧が高く、大陸の高気圧は気圧は高いものの偏差が小さいため、西高東低の気圧配置は一時的かつ弱い予想になっています。
来週前半は日本列島の上空に今季一番の強い寒気が流れ込んで、各地で気温が下がる見込みですが、この寒気も長続きはしません。来週後半以降しばらくは北海道などに一時的に流れ込む程度となる見通しです。
このため、この先1か月の平均気温は全国的に平年よりも高い予想となっています。特に、20日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなる可能性が高いことから、気象庁は沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
朝晩は肌寒く感じる日が増えてきたものの、季節の進みは依然としてゆっくりになりそうです。
日本海側の降水量は少なめ
この先1か月の降水量
冬型の気圧配置になりにくいため、東北日本海側や北陸では1か月の降水量が平年並か少なくなる予想です。
一方、太平洋側を中心に低気圧や湿った空気の影響を受けやすく、平年のこの時期よりも曇りや雨の日が多くなるとみられます。特に、沖縄・奄美では1か月の降水量が平年よりも多い予想です。低気圧や前線の動きによっては季節外れのまとまった雨になる可能性がありますので、注意をしてください。
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