明日は前線通過で強雨や雷雨に 吹き荒れる強風にも注意

ウェザーニュース

明日17日(日)は日本列島を寒冷前線が通過し、北日本や西・東日本日本海側を中心に雨を降らせます。前線通過時には短時間強雨や雷雨、突風やアラレなどに注意が必要です。

一時的な強雨や雷雨、突風に注意

サハリン付近を通過する低気圧から延びる寒冷前線が東に進みながら日本列島を通過します。

北海道日本海側では朝から本降りの雨となり、前線の移動と共に雨のエリアは次第に南東に拡大します。前線通過時には一時的な強雨や雷雨、突風に注意が必要です。北日本ではアラレにも注意してください。

東北日本海側や北陸、山陰では前線本体が通過する前から異なる方向の風の衝突によって発生した雨雲が流れ込み、雨の時間が長くなる可能性があります。

九州北部や近畿瀬戸内、東海エリアにも前線の雨雲の一部が流れ込んでにわか雨になる可能性があります。週末のお出かけには折りたたみ傘があると安心です。

沿岸部を中心に強風が吹き荒れるおそれ

サハリン付近を通過する低気圧と日本を挟むように位置する東の海上や大陸の高気圧との間で気圧差が大きくなります。前線通過前は南寄りの風が、通過後は北寄りの風が強まる予想です。

低気圧に近い北日本の沿岸部を中心に強風による横殴りの雨や、飛来物のおそれがあります。車などの運転はいつも以上に慎重に行い、飛ばされやすいものは早めに屋内へ避難させておくと安心です。強風による交通機関への影響にも注意が必要です。


また、前線通過後の週明け18日(月)は上空に今季最も強い寒気が流れ込んで北日本では雪の所が多くなります。早めに冬用タイヤを装着するようにしてください。