今季これまでで最も強い寒気南下 来週は真冬並みの寒さの所も

ウェザーニュース

明日17日(日)以降、今季これまでで最も強い上空の強い寒気が日本列島の上空に南下します。気温の変動が大きく、体感も大きく変わるので注意が必要です。

明日以降、北日本は気温が急降下

明日17日(日)はサハリン付近を通過する低気圧から延びる寒冷前線が日本列島を通過します。

前線通過後は、上空約1,500mでー6℃〜ー9℃という今季これまでで最も強い寒気が北日本や北陸に流れ込みます。北海道の札幌では午前中に気温が15℃まで上がった後、午後は寒気の南下に伴って気温が急降下し、夜は朝よりも冷え込んで3℃まで気温が下がる予想です。


週明けの18日(月)から19日(火)にかけてが強い寒気のピークで、18日(月)の予想最低気温はー1℃です。氷点下の気温を観測すれば今季初めてとなります。18日(月)の予想最高気温2℃で、これまで最も低かった11月7日(木)の4.2℃を下回って、今季一番の寒さになる予想です。

来週は東京も真冬並みの寒さに

寒気の南下が遅れる関東では、週半ばの20日(水)に低温が予想されています。
下層の寒気が残った状態で、南岸には小低気圧が発生します。冷たい雨と風の影響で東京の予想最高気温は9℃となっています。今まで最も低かった11月8日(金)の最高気温15.8℃を大きく下回って、真冬並みの厳しい寒さです。

ただ、寒気の影響は長続きせず、その後の気温は上昇に転じますが、体感の変化が非常に大きくなります。体調を崩さないように服装や空調で上手に調節するようにしてください。