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11月の満月「ビーバームーン」が秋の夜空に昇る

ウェザーニュース / 2024年11月16日 19時50分

ウェザーニュース

今日11月16日(土)は満月です。11月の満月はアメリカの農事暦で「ビーバームーン」とも呼ばれます。

今夜は広範囲であいにくの曇り空となっていますが、東北や西日本の一部地域では晴れて、夜空に浮かぶ丸い月を見られています。晴れていたら、ぜひお月見をお楽しみください。

11月の満月、英語で”Beaver Moon"

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは11月の満月を「ビーバームーン(Beaver Moon/ビーバー月)」と呼ぶようです。

この名前がつけられた理由は、11月はネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という説が有力ですが、定かではありません。

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

出典・参考
The Old Farmers' Almanac,国立天文台「ほしぞら情報」,国立天文台「暦計算室」

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