寒冷前線に暖気が流れ込み気温上昇 西日本太平洋側で午前中から夏日
ウェザーニュース / 2024年11月17日 11時30分
今日17日(日)は日本海を寒冷前線が進んでいます。前線に向かって南から暖気が流入している影響で気温が上がり、西日本太平洋側の一部では午前中から25℃以上の夏日になりました。
ひと月以上前に相当する暖かな空気
西日本から東日本の太平洋側には上空1500m付近で+12℃以上の暖かな空気が流れ込んでいます。10月上旬〜中旬並みのひと月前以上に相当する暖気で、晴れている所を中心に気温が上がってきました。
11時20分までの最高気温は鹿児島市で25.5℃、高知市で25.1℃などすでに夏日になり、四国から東海、関東の太平洋側でも25℃近くまで上昇している所があります。東京都心でもすでに22.4℃を観測し、4日ぶりの20℃到達です。
北日本も前線が通過するまでは気温が高く、札幌市では9時02分に15.7℃まで上昇。ただ、すでに気温は下がり始めています。
北海道の気温は午後にかけて右肩下がり
前線が通過した後は次第に寒気が流れ込むため、北海道以外でも次第に気温は低下します。
札幌市で今日の9時過ぎに観測した15.7℃は、グレーの破線で示された平年よりも非常に高い気温です。この後は時間とともに気温が下がって、今夜には5℃を下回る予想となっています。
本格的に寒気が流れ込む明日18日(月)は一日を通して気温がほとんど上がらず、昼間も0℃前後で経過する予想です。今日とは一転して平年よりも大幅に低く、冬本番を思わせるような寒さになります。
北海道以外の各地も今日と明日で大きく気温が変化しますので、体調を崩さないよう十分に注意をしてください。
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