日本と同時にアメリカにも寒気南下 低気圧が急発達し嵐のおそれ
ウェザーニュース / 2024年11月17日 15時30分
明日18日(月)は日本列島上空に強い寒気が南下します。それと時を同じくしてアメリカにも寒気が南下する予想で、ともに荒天が予想されます。
北極からの寒気が流出しやすい
明日は上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が北海道付近まで南下する予想となっています。また、北極からの寒気は北アメリカ大陸にも南下する予想で、同じく−36℃以下の寒気は日本時間の明日夜にアメリカ西海岸へ流入する見込みです。
寒気の南下しやすさとの関係が深い「北極振動」は負の状態になっていて、北極の寒気が周辺に流出しやすくなっています。週の前半は日本やアメリカ大陸で寒気の南下が顕著になり、週の後半になるとヨーロッパ方面にも南下する予想です。この先は北半球の各地で寒気の影響を受けやすくなります。
寒気南下で雨や雪が強まる
アメリカ大陸では寒気の南下に伴って、低気圧が急速に発達します。メキシコ湾から流れ込む暖かな空気と、寒気との気温差が大きいことで低気圧が発達する見通しで、広い範囲で荒れた天気となる見込みです。
低気圧の周辺で雨雲が発達し、アメリカ中部からシカゴなどを含む五大湖周辺で雨が強まるとみられます。また、低気圧から南に寒冷前線が形成され、その周辺では大気の状態が不安定になる見通しです。メキシコ湾沿岸でも局地的な強い雨や突風などの可能性があります。
さらに寒気の影響を受ける北西部は山沿いを中心に強い雪や吹雪になる予想となっています。アメリカの気象当局は雨、雪に関する注意報、警報を発表して注意を呼びかけています。
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