週間天気 週末は再び冬型に 気温変化が大きい

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週の後半は冬型の気圧配置に再移行
・週末は太平洋側を中心に紅葉狩り日和
・日ごとの寒暖差に注意

この先1週間は、数日周期で寒気が流れ込むため、気温の変化が大きくなります。

週後半の北日本では再び雪が降る予想です。

週の後半は冬型の気圧配置に再移行

週の後半には再び冬型の気圧配置に移行するとみています。

23日(土)勤労感謝の日〜24日(日)にかけて、北日本の上空に強い寒気が流れ込み、北海道や東北北部では雪が降る予想です。寒気は18日(月)〜19日(火)に北日本に積雪をもたらしたものと比較するとやや弱めではありますが、平地でも雪が積もる可能性があります。特に北海道では沿岸部を中心に風も強まり、吹雪による視界不良にも注意が必要です。

また、冬型の気圧配置により太平洋側の地域では、晴れる日が多くなる傾向にあります。ただ、晴れる所では空気が非常に乾燥しやすくなるため、火災の発生リスクが高まります。室内では加湿器を活用して適度な湿度を保つよう心がけるとともに、火の取り扱いには十分にご注意ください。

週末は太平洋側を中心に紅葉狩り日和

次の週末は太平洋側を中心に晴れて日差しが届いて紅葉狩り日和となる見込みです。朝晩の冷え込みが徐々に強まる中、東日本や西日本の平野部でも紅葉が見頃を迎えつつあり、鮮やかに色づいた木々を楽しむのに最適なタイミングです。

ただ、日中でも気温があまり上がらず、北風が冷たく感じられそうです。屋外での紅葉狩りはコートなど暖かい服装で楽しむようにしてください。

日ごとの寒暖差に注意

20日(水)は東京で最高気温が9℃予想と寒くなる予想ですが、22日(金)には最高気温18℃と気温が上昇する予想となっています。

また、寒気が南下する23日(土)〜24日(日)頃にかけて全国的に気温が下がりますが、来週前半は再び気温が上昇し、福岡では20℃に届く予想となっています。

この先は日毎や一日の中の気温変化が大きく、体調を崩しやすくなっています。暖かく調節しやすい服装や食事、暖房器具などで体調管理をしっかりと行ってください。