紅葉 今週末に見頃のスポット情報 関東は晴れて紅葉狩り日和に

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いよいよ東京や京都の市街地でも紅葉シーズンに入り始めました。神奈川県の大山寺では紅葉が真っ赤に染まり、晩秋の美しいさまを見せています。

今週末(11月23日・24日)に見頃の紅葉名所をご紹介します。

■週末に紅葉が見頃になる名所■

2024年11月23日(土)〜24日(日)

・関東　週末に見頃の紅葉名所
・中部　週末に見頃の紅葉名所
・近畿　週末に見頃の紅葉名所
・中国・四国　週末に見頃の紅葉名所
・九州　週末に見頃の紅葉名所

関東　週末に見頃の紅葉名所

茨城県　科学万博記念公園　紅葉の様子

・甲州街道いちょう並木(東京都)
11月中旬になると見事に育ったイチョウが甲州街道の両側で黄金色に輝きます。今週末から見頃となる予想です。

・大山地区の紅葉（大山寺・大山阿夫利神社下社）(神奈川県)
大山ケーブルカーで約2分のところにある「大山寺」の門前の紅葉は、葉が大きく真赤に染まり、迫力満点です。ケーブルカー終点の「大山阿夫利神社下社」では相模湾が一望でき、境内の紅葉とのコラボレーションが美しい人気のスポットです。もみじ狩りの後は大山名物｢豆腐料理｣をお楽しみ下さい。

・箱根強羅公園(神奈川県)
箱根強羅公園では紅葉だけでなく、ローズガーデンの秋バラもお楽しみいただけます。1914年に開園した歴史ある日本初のフランス式整型庭園で、本年開園110周年を迎えます。一味違った紅葉をお楽しみください。

・箱根美術館(神奈川県)
箱根美術館は縄文土器や埴輪、鎌倉・室町時代の壺、色絵磁器など日本古陶磁器の常設展示のほか、季節ごとに企画展示をしています。また国の名勝に指定された庭園「神仙郷」は通常公開部分に加え、11月2日～12月1日限定で奥の庭園の特別公開も行われます。苔庭の奥には茶室「真和亭」があり、イス席で紅葉の苔庭を眺めながらお抹茶を楽しむことができます。

・大宮公園(埼玉県)
ハゼノキ、ヤマモミジなど約2500本の紅葉が園内を彩ります。舟遊池で貸しボートの営業が始まりました。

・科学万博記念公園(茨城県)
公園のシンボル「科学の門」は、4本の銀の脚と下げられている銀の玉が特徴で、中に下げられている銀の玉は見る方向によって4人の科学者が浮かび上がります。春には桜、秋には紅葉を楽しめ、休日はたくさんの人が訪れます。

週末の天気見解

週末は晴れて紅葉狩りを楽しめそうです。ただ、箱根周辺は雲が広がり、雨がぱらつく可能性があります。

冷たい風が吹いて、気温以上に肌寒く感じられます。風を通しにくい服装がよさそうです。

中部　週末に見頃の紅葉名所

岐阜県　夕森渓谷　紅葉の様子

・山中湖(山梨県)
200本を超える紅葉回廊がライトアップされ、とても幻想的な光景となります。山中湖村の山々をハイキングし、富士山・湖・紅葉の三つ巴を眼下に見るのも、この季節ならではな楽しみ方です。

・弥彦公園もみじ谷(新潟県)
11月1日から24日は、彌彦神社で「弥彦菊まつり」が開催されています。徒歩10分くらいの所にあるので、合わせてお楽しみください。

・田貫湖周辺(静岡県)
霊峰富士や、伝説を秘めた天子ヶ岳を映す神秘的な湖です。湖畔を一周できるサイクリングロードがあり、湖ではヘラブナ釣りやボート遊び(不定休)が出来ます。湖畔を散策しながら秋を楽しめます。

・香嵐渓(愛知県)
香嵐渓のもみじは約390年前、香積寺の11世住職・三栄によって植えられたのが始まりと言われてます。その約4000本のもみじと澄んだ川とのコントラストが美しい姿を見せてくれます。「八草～香嵐渓」を結ぶ直行バスは11月中旬から運行し、渋滞を避けルートを変えて走るので香嵐渓アクセスに便利です。

・恵那峡(岐阜県)
遊覧船に乗り両岸の断崖絶壁の紅葉を見るのがおすすめです。また、国指定天然記念物「傘岩」周辺のモミジも鮮やかです。

・夕森渓谷(岐阜県)
15000本以上の天然もみじと植樹もみじが真っ赤に染まります。10月18日～11月末までライトアップを行っています。

週末の天気見解

北陸は時々雨が降る状況が続きます。ただ、23日(土)よりも24日(日)の方が雨は降りにくくなるので、紅葉狩りは日曜日の方が良さそうです。

東海は晴れて紅葉狩り日和です。静岡県は雲が広がり、局地的に雨が降る可能性があります。

気温は各地でやや低めです。冷たい北風も吹くので、晴れる東海でも風を通しにくい暖かな服装でお出かけください。

近畿　週末のおすすめ紅葉名所

京都府　南禅寺　紅葉の様子

・有馬温泉瑞宝寺公園(兵庫県)
昭和26年に神戸市の公園として整備され、現在は約2000本のモミジとカエデで美しく彩られています。太閤秀吉が「いくら見ていても飽きない」とほめたたえた庭は、時が経つのも忘れると言われ、別名「日暮らしの庭」とも呼ばれています。

・護摩壇山(和歌山県)
紀州の屋根と呼ばれる護摩壇山は、付近に高野龍神スカイラインや五百原渓谷など紅葉の名所が多いです。標高1372mの護摩壇山を中心としてブナ等の原生林も多く、最盛期には山全体が黄色を中心に色づきます。

・神戸市立森林植物園(兵庫県)
10月26日から12月8日に「森のもみじ散策」を開催しています。長谷池周辺のハナノキは特に色鮮やかで一見の価値です。38種約3000本の木々が赤や黄に美しく染まっていきます。本園の国際親善の森（シアトルの森・天津の森・ブリスベーンの森・リガの森）では、世界の紅葉もお楽しみいただけます。

・南禅寺(京都府)
歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」と見得を切る話の舞台として有名な三門の楼上。そこから見る色鮮やかなカエデやモミジはまさに絶景です。方丈庭園、南禅院でも美しい紅葉を鑑賞できます。

・天龍寺(京都府)
11月16日(土)〜12月1日(日)は早朝参拝で朝7時30分には開門しています。天龍寺は京都市内の一番西側に位置する為、市内で一番最初に朝陽があたり、素晴らしい美しさです。

週末の天気見解

北部（特に日本海沿岸）は時々雨が降る状況が続きます。ただ、土曜日よりも日曜日の方が雨は降りにくくなるので、紅葉狩りは日曜日の方が良さそうです。それ以外の地域も雲が多めで、雨がぱらつくことがありそうです。

気温は各地でやや低めです。冷たい北風も吹くので、風を通しにくい服装が安心です。

中国・四国　週末に見頃の紅葉名所

広島県　帝釈峡 紅葉の様子

・帝釈峡(広島県)
神龍湖:では遊覧船やカヤックに乗って、自然の織りなす雄大な絶景が楽しめます。日本一の天然橋「雄橋」に続く遊歩道では、帝釈川の静かな流れと川面に映える紅葉が楽しめます。休暇村帝釈峡ではライトアップが行われます。

・東行庵(山口県)
幕末の志士高杉晋作(東行)が眠る清水山の一角に三世 谷玉仙庵主がもみじを植え群生化しました。そして、年を経て「もみじ谷」と呼ばれるようになりました。バリアフリーで東行墓まで車椅子で参詣できます。※現在、東行池は大幅に改修中です。

・大窪寺(香川県)
四国霊場八十八ヶ所結願の寺です。山々に抱かれた寺の周辺は季節によってさまざまな顔を見せ、モミジやカエデ、イチョウの大木が色づく秋の景観はまさに息をのむほどの美しさです。お遍路さんに交じって紅葉狩りを楽しむ観光客も大勢訪れます。

・祖谷渓(徳島県)
深く切り込んだV字型の渓谷にはエメラルドグリーン色の祖谷川が流れ、上から覗き込めば目がくらむほどはるか下に川が見えます。秋には谷底から峰まで山全体が紅葉し、自動車、バスからも眺められます。

週末の天気見解

山陰は時々雨が降ることがあります。23日(土)よりも24日(日)の方が雨は降りにくくなるので、紅葉狩りは日曜日の方が良さそうです。山陽や四国瀬戸内側は晴れたり曇ったりで24日(日)の方が日差しが届きやすくなります。

気温は各地でやや低めです。冷たい北風も吹くので、風を通しにくい暖かめの服装が安心です。

九州　週末に見頃の紅葉名所

大分県　九酔渓 紅葉の様子

・英彦山(福岡県)
英彦山の紅葉は、山頂部のブナ林から始まり次第に麓へと広がっていきます。山の至る所で紅葉しているので、ドライブ中に紅葉を楽しむことができます。

・九酔渓(大分県)
駐車場からの展望をはじめ、天狗の滝周辺など山全体で美しい紅葉を見ることができます。県道40号線玖珠川沿い約2kmにわたる断崖絶壁が紅葉で染まります。

・高千穂峡(宮﨑県)
モミジ、ツタ、ケヤキ、カエデ、ナラ、クヌギが五ヶ瀬川渓谷一帯を色とりどりに染めます。高千穂峡の「真名井の滝」と紅葉が見事に調和し、遊歩道を散策しているとつい足を止めてしまう景色です。
※台風10号の被害により通行止めとなっていた高千穂峡遊歩道は、令和6年9月13日より通行が可能となりました。一部の区間については仮復旧の状態です。仮復旧の区間についてはロープの設置となっておりますので、気を付けて散策をお願いいたします。

週末の天気見解

福岡県や佐賀県、大分県は晴れたり曇ったりです。23日(土)よりも24日(日)の方が日差しが届きやすくなります。その他の地域は晴天で、紅葉狩り日和です。

各地でこの時期らしい気温になります。冷たい風があるので、風を通しにくい暖かめの服装が安心です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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