気象庁1か月予報 気温は平年に近づく 周期的な寒気南下で日々の変化に注意
ウェザーニュース / 2024年11月21日 16時15分
今日11月21日(木)、気象庁は11月23日から12月22日までの1か月予報を発表しました。1か月の平均気温は平年に近づき、周期的に寒気の南下が予想されます。日々の気温変化が大きくなるため注意が必要です。
これまでに比べると気温は平年に近づく
この先1か月の気温
この先1か月は日本の東で低気圧が発達しやすくなるとみられます。大陸の高気圧も強いため、日本付近は西と東の気圧差が大きくなって冬型の気圧配置の強まることがある見込みです。11月前半までに比べると寒気の影響を受けやすく、高温傾向は少し落ち着きます。
1か月の平均気温は沖縄から西日本、東海で平年並みの予想です。北陸と関東甲信、北海道で平年並みか平年より高く、東北は平年よりも高い予想となっています。これまでのように全国で平年を大きく上回るようなことはなく、寒気が南下するタイミングでは初冬らしい寒さになる見込みです。
日々の気温変化が大きく、寒い日も増えていきますので、体調管理をしっかりと行うようにしてください。
日本海側は雪や雨が降りやすい
この先1か月の降水量
冬型の気圧配置になりやすいため、日本海側は雪や雨の日が多い見通しです。本州の日本海側は1か月の降水量が平年並みか平年より多く、北海道の日本海側も平年並みの予想となっています。北日本日本海側と北陸の降雪量もほぼ平年並みの予想です。
今年は秋にかけての高温の影響もあり、日本海の海面水温が平年よりも高くなっています。この時期らしい寒気が南下してくると、海面と上空の気温差が大きくなって雪雲が発達し、強い雪の降る可能性があります。
北海道や東北ではシーズンはじめから雪の強まっているケースがみられていますので、短期間の積雪増加に要注意です。
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