明日は北日本・北陸で雨や雪 雷雨や突風、霰(あられ)にも注意

ウェザーニュース

明日22日(金)は寒気を伴った低気圧の影響で、北日本・北陸は雨や雪の降る所が多くなります。強く降ったり雷や突風、霰を伴うおそれがあるため注意が必要です。

北海道の内陸部や山沿いは湿った雪

明日は日本海北部を低気圧が進み、北日本に近づきます。低気圧は上空5500m付近に−30℃以下の寒気を伴っていて、周辺では大気の状態が不安定になる見込みです。

北海道の道南や東北日本海側、北陸では朝から雨の降る所が多く、午後にかけては太平洋側にも雨の範囲が広がります。活発な雨雲が通過するタイミングでは局地的に雨が強まったり、雷や突風、霰を伴う可能性があるため注意をしてください。


また、北海道の内陸部や山沿いでは湿った雪が降り、短時間で道路に積もったり視界が悪くなる可能性があるため、車の運転時は注意が必要です。

沿岸部を中心に強風にも注意

低気圧が次第に発達するため、周辺では風も強まります。特に風が強いのは低気圧の南側で、東北日本海側から北陸の沿岸部では瞬間的に20m/s以上の強風が吹く見込みです。

夜になると低気圧の東進に伴って北海道でも日本海側やオホーツク海側で風が強まり、各地で荒れた天気になる可能性があります。交通機関への影響や飛来物などに対する注意が必要です。