週末は冬型の気圧配置 雪は北海道が中心で全国的に寒くなる

ウェザーニュース

明日22日(金)に北日本を低気圧が通過した後は冬型の気圧配置が強まります。週末は北海道を中心に雪が降り、全国的に寒くなる見込みです。

北海道は強い雪や吹雪に注意

明日22日(金)に北日本を低気圧が通過した後、日本付近は冬型の気圧配置が強まります。寒気のピークは明後日23日(土)の夜から24日(日)の朝で、そのタイミングで北海道を中心に雪が強まります。

17日(日)〜18日(月)に比べると寒気は少し弱く雪の範囲はそれほど南に広がりません。本州でしっかりと雪が降るのは内陸部や山沿いに限られそうです。

ただ、西と東との気圧差が大きく、北海道では瞬間的に15〜20m/sの強風が予想され、雪が加わると吹雪になって視界が悪くなります。雪による路面状況の悪化や吹雪による視界不良に注意をしてください。

明日から明後日は大きく気温が下がる所も

寒気の南下とともに気温も低下し、全国的に寒さが増します。

23日(土)午後の気温分布を見ると、西日本から東日本の太平洋側でも15℃を上回るのは一部だけになります。雨が断続的に降る山陰から北陸は10℃未満で、北海道の山沿いは昼間でも氷点下の予想です。

22日(金)の予想最高気温に比べると大阪市は19℃から13℃と6℃も低下するとみられます。東京都心は2℃、仙台市では3℃低下し、北寄りの風も強まるため体感温度はさらに下がりそうです。北海道は寒気の影響を受けるのが早く、22日(金)から寒さが戻ります。

24日(日)も同様の寒さが続きますので、週末の外出は服装選びにお気をつけください。