今朝は関東などで濃霧が発生 視界の悪化に注意

ウェザーニュース

今日22日(金)の朝は、関東周辺では千葉県や茨城県、栃木県を中心に濃い霧の発生しているエリアがあります。

濃霧注意報も発表されていて、車の運転などは視界の悪化に注意が必要です。

湿度が高い＋冷え込みで霧が発生

関東では昨日は夕方ころまで雨が残っていたところがありました。夜は晴れてきたものの夜中も空気が湿っていて、放射冷却が効いて気温が下がったため、一部の地域では霧が発生しています。

ウェザーニュースアプリ利用者からの報告を見ると、関東でも東側のエリアで濃い霧の発生しているところが多く、東京都心周辺ではほとんど霧の報告はありません。7時30分現在、関東地方全域に濃霧注意報が発表されており、一部の高速道路では霧のため速度規制をしている区間があります。

成田空港から届いた写真を見ると、並んでいる隣の飛行機やターミナルの建物が霧で霞んでいることがわかります。

霧が解消するまでは視界の悪化に注意が必要です。通勤などで車を運転する場合は速度を控えめにし、霧が濃い場合はフォグランプなども使用して安全を確保するようにしてください。

霧はだんだんと解消へ　気温も上昇

関東の濃い霧は「放射霧」と呼ばれるタイプのもので、太陽が昇って気温が上昇することで、だんだんと解消に向かう見込みです。9時ころまでは視界不良に注意してください。

昨日は昼間も天気が回復せず肌寒さが残りましたが、今日はたっぷりと日差しが届きます。東京都心の予想最高気温は17℃で、日向では暖かさも感じられそうです。一部では20℃近くになるため、朝との寒暖差に注意が必要です。服装で上手に調節するようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）