東日本各地で乾いた晴天に 北関東や愛知からも富士山が見える

ウェザーニュース

今日25日(月)の東日本は移動性高気圧に覆われ、昨日雲の多かった静岡県も含めて広い範囲で青空が広がっています。

空気が乾いて見通しが良く、富士山から150kmくらい離れた北関東や愛知県などからも雪化粧した富士山が見えているようです。

空気乾燥で視程よく見渡せる

今日25日(月)の関東や東海は、高気圧圏内となりよく晴れています。関東南部や東海沿岸部では10時30分の湿度が40％前後で、乾いた空気に覆われています。

昨日雲の多かった静岡県でも朝から晴天となり、各地から最近の寒さで雪の多くなった富士山を見ることができました。富士山に近い静岡県や山梨県、関東南部では、クッキリと雪化粧した美しい姿を鑑賞できます。

今日は空気が澄んでいて、東京都心では9時現在の水平方向に見通しのきく距離、視程（してい）の値が40kmと報告されています。遠く離れたところからも富士山が観測されていて、150km前後離れた北関東各地からも見えています。また、反対の南西側では約170km離れた伊勢湾に浮かぶ篠島など、愛知県周辺からも富士山を捉えた写真がウェザーニュースには届きました。

夜にかけても乾いた晴天が続く

今日は夜にかけても晴天が続くため、関東甲信や東海では雪の帽子を被った富士山を見ることができそうです。めったに富士山が見られない遠く離れたところでは、富士山方向を探してみるのもいいかもしれません。

各地で空気の乾燥した状態も続くため、喉や肌のケアをはじめ、火の取り扱いにもお気をつけください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）