週間天気予報 日本海側で断続的に雨 風も強まる

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週後半は冬型の気圧配置が続く
・日本海側は強風も続く予想
・気温のアップダウンに注意

冬型の気圧配置が続き、日本海側では雨の日が多くなる予想です。

週後半は冬型の気圧配置が続く

27日(水)の朝までに前線が日本列島を通過し、その後は冬型の気圧配置となります。上空では寒冷渦と呼ばれる低気圧が12月1日(日)にかけて大陸からオホーツク海へゆっくりと移動し、気圧の谷がたびたび日本付近を通過します。

この影響で、日本海側の地域で雨や雪の降る日が多くなる予想です。特に東北や北陸では断続的に雨が降って、期間を通しての雨量がこの時期としては多くなるおそれがあるため、土砂災害等に注意が必要です。太平洋側は晴れるところが多くなります。

日本海側は強風も続く予想

気圧配置の関係で日本の陸上ではさほど寒気の流れは強まらず、平野部で雪になるのは北海道などに限られる見込みです。ただ、西回りで南下する寒気のため、西日本の日本海側では寒気の影響を受けやすく、雨の降る日が多くなる予想です。

この気圧配置の影響で日本海側の沿岸部を中心に西寄りの風が断続的に強く吹き、今週末にかけて荒れた天気が続くおそれがあります。

気温のアップダウンに注意

27日(水)にかけて通過する低気圧や前線の影響で、南から暖かい空気が流れ込んで気温が上がりますが、その後は西寄りの風に変わり、西日本を中心に気温が低くなる予想です。

気温のアップダウンが大きくなるため体調管理に注意してください。