西日本で局地的に激しい雨 帰宅時間帯は関西で雨のピーク
ウェザーニュース / 2024年11月26日 12時45分
今日26日(火)は低気圧や前線の周辺で雨雲が発達し、局地的に激しい雨を降らせています。夕方の帰宅時間帯は関西エリアで雨のピークになるとみられ、警戒が必要です。
低気圧、前線の周辺は大気の状態が不安定
南北に連なるように低気圧や前線が西から進んでいて、西日本の各地に雨を降らせています。南からは暖かく湿った空気が流れ込む一方で、西側の大陸方面には寒気が控えていて、低気圧や前線の周辺は大気の状態が不安定です。
活発な雨雲が通過している九州や四国の一部で雨が激しく、1時間雨量の最大値は高知県室戸市・佐喜浜で48.0mm、鹿児島県利島村・平島で46.5mm、長崎県長崎市・長浦岳で40.0mmを観測しました。激しい雨だけでなく雷を伴っている所もあります。
雨のピークを避けて帰宅を
低気圧や前線の東進に伴い、強雨のエリアも東へと移っていきます。午後になると四国・中国が強雨の中心になり、その後は近畿でも雨が強まる見込みです。
大阪市や神戸市など関西エリアは夕方の帰宅時間帯と雨のピークが重なるとみられます。局地的には1時間に30mm以上の道路が冠水するような激しい雨の降る可能性があります。雨だけでなく風も強まり、特に沿岸部では傘が差しづらいような状況になる見通しです。
夜は東海、北陸でも激しい雨の降る所がありますので、雨雲レーダーなどを確認し、帰宅時はできるだけ雨のピークを避けるようにすると良さそうです。
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