南風が吹き込んで気温が上昇 四国で夏日、北陸でも20℃以上に
ウェザーニュース / 2024年11月26日 11時45分
今日26日(火)は低気圧や前線に向かって南寄りの風が強く吹き込んでいます。この南風で気温が上昇し、四国では25℃以上を観測。北陸ではフェーン現象で20℃を上回ってきました。
南寄りの風が暖かな空気を送り込む
強い南寄りの風が吹き込んでいるエリアでは午前中から気温が上がっています。西日本では雨雲の隙間に入っている四国の西部などで気温が高く、山越えの風でフェーン現象が発生している北陸でも一部で20℃を上回ってきました。
11時00分までの最高気温は日差しがあった愛媛県宇和島市で25.0℃まで上昇し、統計開始以来2番目に遅い夏日になっています。また、石川県小松市では20.5℃を観測しました。
南寄りの風の影響が小さい東海から関東、北日本は気温がそれほど上がっていません。北海道の内陸部は晴れていてもまだ氷点下で、幌加内町は−2.6℃、名寄市は−1.9℃の寒さです。
夜に気温が上昇する所も
西日本はこの後、西〜北西の風に変化して寒気が流れ込むため、気温が下がる予想となっています。九州や四国、中国の内陸部では夜になると10℃を割り込んでくる予想です。
南風が続く東海や関東、北日本は夜になっても気温が高いままで、沿岸部では15℃以上の所があります。昼間よりも夜のほうが高い所もあり、関東などは明日27日(水)の朝にかけても気温が下がりません。
普段と違う気温変化になる所が多いので、服装やお休みになるときの寝具をうまく調整してください。
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