紅葉 今週末に見頃のスポット情報 京都の紅葉は最盛期
ウェザーニュース / 2024年11月28日 13時34分
東京をはじめ東〜西日本の市街地でもようやく秋の彩りが目に映る季節になりました。晩秋の京都では、嵐山や清水寺など人気の紅葉名所で見頃を迎えています。
今週末(11月30日・12月1日)に見頃の紅葉名所をご紹介します。
■週末に紅葉が見頃になる名所■
2024年11月30日(土)〜12月1日(日)
・関東 黄金色に輝く神宮外苑のいちょう・東海 4000本のもみじ、香嵐渓が見頃
・近畿 京都市内の紅葉は最盛期へ
・中国・四国 縮景園など見所多数
・九州 北部中心に晩秋の色づきへ
関東 黄金色に輝く神宮外苑のいちょう
明治神宮外苑いちょう並木(東京都) 紅葉の様子
・明治神宮外苑いちょう並木(東京都)
青山通りから聖徳記念絵画館を望む道の両側に並ぶ146本のいちょうが美しく色づきます。
・トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(埼玉県)
北欧の童話の世界をモチーフにした公園です。自然に囲まれた園内には個性的な建物が点在しています。秋には樹木が黄色やオレンジに色づき、美しい景観を楽しむことができます。
・大山地区の紅葉(大山寺・大山阿夫利神社下社)(神奈川県)
大山ケーブルカーで約2分のところにある「大山寺」の門前の紅葉は、葉が大きく真赤に染まり、迫力満点です。ケーブルカー終点の「大山阿夫利神社下社」では相模湾が一望でき、境内の紅葉とのコラボレーションが美しい人気のスポットです。もみじ狩りの後は大山名物「豆腐料理」をお楽しみ下さい。
・ふなばしアンデルセン公園(千葉県)
園の中央に位置する太陽の池周辺が特に美しく、太陽の橋からの景色は絶景です。また、手漕ぎボートから眺める紅葉や、ボートハウスのオープンデッキで軽食を味わいながら眺める紅葉もおすすめのスポットです。
・ 花貫渓谷(茨城県)
花貫渓谷沿いの小滝沢キャンプ場から汐見滝吊り橋付近の景色が見事です。特に約60mの長さの汐見滝吊り橋を渡ると、川沿いに生い茂る木々の枝が赤黄に染まり紅葉を身近に感じることができ、眼下に見える汐見滝と相まって絶景を味わうことができます。
・ 宝徳寺(群馬県)
特別公開される「床もみじ」(紅葉リフレクション)が有名な名所です。境内では100本以上のもみじが紅葉し、関東百名山でもある鳴神山の紅葉も宝徳寺境内より見ることができます。赤色や黄色に彩られる、まさに「紅葉浄土」の世界です。
週末の天気見解
週末は晴れてお出かけが楽しめそうです。この時期らしい気温で日差しの温もりを感じられます。ただ、朝晩はヒンヤリとするので暖かい服装でお過ごしください。乾燥しているのでお出かけの際は火の始末をシッカリと。
東海 4000本のもみじ、香嵐渓が見頃
谷汲山華厳寺(岐阜県) 紅葉の様子
・香嵐渓(愛知県)
香嵐渓のもみじは約390年前、香積寺の11世住職・三栄によって植えられたのが始まりと言われてます。その約4000本のもみじと澄んだ川とのコントラストが美しい姿を見せてくれます。「八草~香嵐渓」を結ぶ直行バスは11月中旬から運行し、渋滞を避けルートを変えて走るので香嵐渓アクセスに便利です。
・東山動植物園(愛知県)
東山動植物園ではイロハモミジをはじめ様々な樹木の紅葉が楽しめます。イロハモミジ、オオモミジ、ハウチワカエデなどカエデの仲間や紅葉する樹木が、也有園・合掌造りの家・日本庭園周辺や園路沿いに多くあり、名古屋随一のもみじの名所といわれています。
・伊勢神宮(内宮)(三重県)
内宮の参道、五十鈴川御手洗場、風日祈宮橋周辺などが見所です。現在見頃で、12月上旬まで紅葉を楽しめそうです。
・谷汲山華厳寺(岐阜県)
門前町のもみじと静かな境内の石畳ともみじが心を和ませます。飛騨・美濃紅葉33選のひとつで、参道には店が並び、賑やかな雰囲気です。
週末の天気見解
週末は日差しが届いて、お出かけ日和になりそうです。ただ、山沿いではにわか雨の可能性があるので空の変化に注意してください。日差しの温もりはあるものの、日が陰ると体感温度が変わりそうなので調節のしやすい服装がおすすめです。
近畿 京都市内の紅葉は最盛期へ
清水寺(京都府) 紅葉の様子
・清水寺(京都府)
本堂を包み込むように生い茂るモミジなど、境内には1000本以上のモミジが真っ赤に染まります。
・東福寺(京都府)
開山堂への歩廊として架設された通天橋からの紅葉の雲海の眺めは絶景です。また、数々の塔頭が特別拝観をしています。※混雑時は写真撮影が禁止となる場合があります。
・嵐山(京都府)
嵐山全域でモミジなどが紅葉し、山全体が赤や黄色に染まります。すでに見頃を迎え、渡月橋付近からは木々が色づいた様子を眺めることができます。
・大阪城公園(大阪府)
大阪城公園東側の約1kmに渡るイチョウ並木や、天守閣前の推定樹齢300年の大銀杏の黄金の枝垂れ、桜紅葉の西の丸庭園(有料)から望む大阪城が見所です。
・奈良公園(奈良県)
サクラ、イチョウ、モミジが順に色づき、巨木、古木、若木の混生によりそれぞれの特徴を活かし景観を保っています。公園に生育する1233頭の鹿の群は樹木と共に自然環境の中で共存共栄しています。若草山や、世界遺産に登録されたことで有名な春日山原始林を含む広大な園内で、一日ゆっくりと悠久の時を楽しんでください。
週末の天気見解
中部や南部を中心に日差しが届きますが、土曜日は朝を中心ににわか雨の可能性があります。日曜日には北部でも日差しの届くことがありそうです。この時期らしい気温ですが、風がやや強いので寒く感じられるかもしれません。風を通しにくい上着がおすすめです。
中国・四国 縮景園など見所多数
宮島(広島県) 紅葉の様子
・縮景園(広島県)
モミジ、ハゼ、ケヤキなどが紅葉し、縮景園の歴史ある景観を彩ります。超然居や駐杖榻から撮る丹楓林や明月亭周辺が絶景ポイントです。
・宮島(広島県)
イロハカエデ、オオモミジ、ヤマモミジ等、多種品が群生しており長期間に渡り紅葉を楽しむことができます。紅葉谷橋周辺が絶景ポイントです。
・東行庵(山口県)
幕末の志士高杉晋作(東行)が眠る清水山の一角に三世 谷玉仙庵主がもみじを植え群生化しました。そして、年を経て「もみじ谷」と呼ばれるようになりました。バリアフリーで東行墓まで車椅子で参詣できます。※現在、東行池は大幅に改修中です。
・岡山後楽園(岡山県)
園内名所の「千入(ちしお)の森」は錦織りなす秋の紅葉が美しい楓林です。現在、見頃を迎えています。
※”ちしお”とは染色などの時に幾度も染める、色濃く染めるという意味
・祖谷渓(徳島県)
深く切り込んだV字型の渓谷にはエメラルドグリーン色の祖谷川が流れ、上から覗き込めば目がくらむほどはるか下に川が見えます。秋には谷底から峰まで山全体が紅葉し、自動車、バスからも眺められます。
・大窪寺(香川県)
山々に抱かれた大窪寺の周辺は季節によってさまざまな顔を見せますが、モミジやカエデ、イチョウの大木が色づく秋の景観はまさに息をのむほどの美しさです。
週末の天気見解
週末は日差しが届きますが、土曜日の朝は瀬戸内川や山沿いを中心に雨の可能性があります。紅葉狩りは日曜日がおすすめです。この時期らしい気温ですが、風がやや強いので寒く感じられるかもしれません。風を通しにくい上着がおすすめです。
九州 北部中心に晩秋の色づきへ
高千穂峡(宮﨑県) 11月24日(日)の様子
・宝満宮竈門神社(福岡県)
神々が宿る山として崇められてきた宝満山の麓に祀られた神社です。紅葉が美しく、縁結び神社としても有名です。
・御船山楽園(佐賀県)
標高210mの御船山を借景に、15万坪の庭園敷地内に広がる紅、橙、黄色の重なりは、まさに錦秋です。御船山の懐を金色に染める樹齢150年の大モミジの古木に、黄金山などの名物スポット、池越しに眺める紅葉の広がりなど見どころがたくさんあります。
・熊本県庁プロムナード(熊本県)
プロムナードには、肥後54万石にちなんで54本のイチョウがあり、一番高い木で約15m以上、5階の高さまで達しています。11月30日(土)まで、午後6時から午後9時はライトアップが行われます。
・高千穂峡(宮﨑県)
モミジ、ツタ、ケヤキ、カエデ、ナラ、クヌギが五ヶ瀬川渓谷一帯を色とりどりに染めます。高千穂峡の「真名井の滝」と紅葉が見事に調和し、遊歩道を散策しているとつい足を止めてしまう景色です。
※台風10号の被害により通行止めとなっていた高千穂峡遊歩道は、令和6年9月13日より通行が可能となりました。一部の区間については仮復旧の状態です。仮復旧の区間についてはロープの設置となっておりますので、気を付けて散策をお願いいたします。
週末の天気見解
週末の太平洋側は日差しが届いて、過ごしやすい体感です。お出かけを楽しめる週末となります。日本海側や東シナ海側は雲が広がりやすく、雨の可能性があります。土曜日を中心に風も強まるため、気温の数字よりも寒く感じられそうです。風を通しにくい上着でお出かけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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