北海道は平地でも雪に変化 積雪や視界不良に注意

ウェザーニュース

今日29日(金)の北海道は寒気が強まり、平地でも雪に変わった所が多くなっています。

日本海側は12月スタートにかけて雪の降りやすい状況が続くため、積雪による路面状態の悪化や、吹雪による視界不良に注意が必要です。

山沿いでは1時間に5cm前後の雪が降った時間も

昨日28日(木)は上空1500m付近の寒気が弱く、北海道でも雨の所がほとんどになっていました。一方、今日は低気圧が北海道を通過していて、低気圧の後面に入った日本海側から寒気の流れ込みが強まり、降るものが雪に変わっています。


山沿いでは1時間に5cm前後の雪が降った時間もあり、上川町は5時間で18cmの雪が積もりました。旭川市も、9時の積雪深は1cmを観測しています。

12月スタートまで寒気の流れ込みが続く

北海道では12月1日(日)にかけて冬型の気圧配置となり、雪の降りやすい状況が続く見込みです。内陸部や山沿いを中心に断続的な強い雪となって、積雪が増加するおそれがあります。

風も強く、吹雪による視界不良にも注意が必要です。雪が強い間の無理な移動は控えるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）