北日本中心に冬型の気圧配置 北陸以北は大雨や強雪に注意
ウェザーニュース / 2024年11月30日 7時45分
30日(土)も日本付近は冬型の気圧配置で、日本海側を中心に雨や雪が降っています。明日1日(日)にかけて北陸や北日本は雨や雪の強まることがあり、大雨や、北海道では積雪・吹雪に注意が必要です。
北海道ではひと晩で10cm積雪増
北海道や青森県ではひと晩で10~15cm新たな雪が積もったところがあり、今朝6時の積雪深は青森県青森市・酸ケ湯で57cm、北海道上川町・層雲峡で47cm、上川で35cm、旭川市で27cmを観測しています。
北海道内のウェザーニュース会員からは「車も雪でスッポリ」「湿雪どっさり」など積雪報告が寄せられました。
また、岩手県盛岡市でも積雪2cmを観測しています。雪道の運転が久しぶりという場合もあるかと思われます。慎重な運転を心がけてください。
東北や北陸は雨や雪が続く
東北から近畿北部は日本海側を中心に広い範囲で雨、内陸部では雪が降っています。特に、この時期としては強い寒気が流れ込んでいる東北から北陸では大気の状態が非常に不安定で、雨雲が発達し、雷や霰(あられ)を伴っている所もあります。
東北や北陸では午前を中心に荒天が続き、午後も雨の降りやすい天気が続く予想です。
これまでの雨ですでに雨量がかさんでいる所があり、先日大きな地震のあった石川県能登地方を中心に土砂災害などが発生するおそれがあります。急斜面など、危険な場所には近づかないようにしてください。12月1日(日)には雨の止む所が多くなりますが、シアラインが残る北陸は油断禁物です。
北海道は積雪増加に注意
北海道は平地を含めて雪が降っており、日本海側では断続的に雪が強まっています。
明日1日(日)の午前中までは強い雪に注意が必要です。内陸部や山沿いを中心に積雪が増え、路面状態が悪化することが考えられます。
沿岸部を中心に風も強く、吹雪になって見通しが悪くなることがあります。危険だと感じる場合は、無理な外出は控えるようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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