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北海道は局地的な強い雪 北陸は今日も霰(あられ)に注意

ウェザーニュース / 2024年11月30日 11時20分

ウェザーニュース

今日30日(土)は北海道の上空を強い寒気が通過しているため、局地的に雪が強まっています。寒気が抜ける午後になると雪は次第に落ち着く見込みです。北陸周辺は大気の状態が不安定で、今日も霰(あられ)に注意をしてください。

午後は次第に雪が弱まる見通し

上空5500m付近で−39℃以下の強い寒気が昼過ぎにかけて北海道付近を通過していきます。寒気のピークに合わせて北海道では雪が強まり、11時00分までの1時間には深川市や富良野市で3cm、美唄市で2cmの雪が降りました。積雪は旭川市で25cm、 倶知安町で16cm、札幌市は5cmです。

昼過ぎにかけて雪の強い状況は続き、局地的には1時間に5cm前後が予想されます。路面状況の悪化や強い雪による視界不良などに十分注意をしてください。

午後は寒気が次第に東へ離れていくため雪は弱まっていく見込みです。明日12月1日(日)の朝までには雪の収まる所が多くなります。

石川県能登では土砂災害に注意

東北日本海側から北陸にかけては活発な雨雲が次々に流れ込んで、断続的に雨が降っています。北陸では連日のように霰が降っていて、今日も発達した雲が通過するタイミングで霰となってもおかしくありません。

霰は雪に比べると溶けにくく、強く降ると気温が高くても路面に積もることがあります。霰が積もった路面は非常に滑りやすくなりますので、車の運転中に強く降ってきた場合は速度をできるだけ落とすようにしてください。

また、地震が続いている石川県能登地方では72時間で100mm以上の雨量を観測している所がありますので、土砂災害への注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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