週末は強い寒気が南下 真冬並みの寒さに注意 北海道は大雪か

ウェザーニュース

今週は西高東低、冬型の気圧配置になる日が多くなります。強い寒気が南下する週末は、大雪と真冬並みの寒さに注意が必要です。

北海道は大雪のおそれ　北陸でも初雪の可能性

今日2日(月)夜から明日3日(火)にかけて低気圧が日本海を北東に進み、低気圧からのびる前線が北海道や本州を通過します。

前線通過後は冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雨や雪が降りやすくなる予想です。北海道の上空約1,500mには−6℃から−12℃という強い寒気が断続的に流れ込み、日本海側を中心に雪の降る日が多くなります。積雪の増加や大雪に注意が必要です。東北でも山沿いを中心に積雪が増すおそれがあります。

週末になると気圧の谷と共に一段強い寒気が日本列島の上空を通過します。上空約1,500mで−12℃の寒気が北海道を広く覆い、−6℃の寒気は北陸から山陰周辺まで南下します。北海道では日本海側を中心に大雪となり、東北日本海側の平野部でも積雪が増すおそれがあります。北陸では初雪となる可能性もあります。


まだ冬タイヤを装着していない場合は、早めに交換するようにしてください。雨が降るエリアでも雷や霰(アラレ)、突風などのシビア現象に注意が必要です。

真冬並みの寒さ　体感変化が大きい

強い寒気の南下と共に寒さも厳しくなります。7日(土)の札幌の予想最高気温は真冬並みの−1℃です。氷点下になれば今季初めての真冬日です。

東京は12月中旬並みの12℃予想ですが、今日2日(月)の最高気温16.8℃は11月中旬並みの気温です。1週間足らずで体感的には1か月分季節が進むことになります。体感の変化で体調を崩さないようにお気をつけください。