週間天気予報 寒気の影響が週明けまで長く続く
ウェザーニュース / 2024年12月4日 5時49分
・太平洋側は晴天多く空気乾燥
・気温もしばらく低めの傾向
来週前半にかけて寒気の影響を受ける日が続く予想です。
寒気の影響受ける日が続く
上空に寒気を伴った低気圧「寒冷渦」が偏西風の流れから切り離されて、シベリアからオホーツク海へゆっくりと移動し、寒冷渦の周囲の気圧の谷がたびたび日本付近を通過します。このため、日本付近に寒気の流れ込みやすい状況が9日(月)頃まで続くとみられます。
期間を通して日本海側の地域では雪や雨の日が多くなります。特に週末の7日(土)前後には一段と強い寒気が日本付近に南下し、北海道だけでなく東北や北陸でも雪の降る可能性があり、平地でも積雪となるおそれがあります。風も強まり荒れた天気となるおそれがあるため注意が必要です。
太平洋側は晴天多く空気乾燥
太平洋側では、この先も晴れる日が多くなります。この影響で空気が乾燥し、湿度が低下することが予想されます。体調管理や火の取り扱いに十分注意してください。
気温もしばらく低めの傾向
寒気の影響が長続きすることで、極端な気温のアップダウンはない予想です。西日本や北日本では週明けにかけて最高気温は平年並みかやや低め、東日本も週末から週明けにかけては平年よりやや低めの予想です。
これまで気温が平年よりも高い日が多かったため、この時期らしい寒さでも辛く感じそうです。関東や関西でも晴れた日の朝には霜が降りるほどの冷え込みになる可能性があります。防寒具などの冬支度をお忘れなく。
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