北海道・道北で1時間に8cmの強雪 札幌市内も天気が急変

ウェザーニュース

今日4日(水)は北海道を活発な雪雲が通過しています。道北では1時間に8cmの降雪を観測した所もあり、積雪の急増や視界不良に注意が必要です。

昼前は晴れていた札幌市内でも天気が急変し、しっかりと雪が降っています。

活発な雪雲は徐々に東へ

北海道の北、サハリン付近を低気圧が進み、そこからのびる前線性のシアラインが道北から道央を通過しています。上空5500m付近で−36℃以下の大雪の目安となる寒気が流れ込んでいる道北を中心に雪雲が発達し、雪が強く降っている状況です。

枝幸郡中頓別や中川郡音威子府では、1時間に8cmの雪を観測しました。13時の積雪深は、中頓別で26cmになっています。


また、昼前は青空が広がっていた札幌市内も雪雲の流れ込みに伴って天気が急変しています。風はそれほど強くないものの、雪で見通しが悪くなっている所があります。

シアラインに伴う雪雲は徐々に東へ移動するため、強い雪が同じ場所で長時間続く可能性は低いと見ていますが、日本海側では寒気による雪雲の流れ込みが続きます。一旦雪が止んだり降り方が弱まったりしても油断は禁物です。積雪の急増や視界不良に注意してください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）