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週末は二十四節気「大雪」に相応しい寒気南下 全国的に冬本番の寒さに

ウェザーニュース / 2024年12月4日 18時14分

ウェザーニュース

二十四節気の「大雪」を迎える週末は強い寒気が南下し、雪のエリアが拡大する見込みです。全国的に気温が下がり、冬本番の寒さになります。防寒が欠かせません。

北陸などで初雪の可能性

今日4日(水)の日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になり、北海道を中心に寒気が流れ込んでいます。明日5日(木)以降も冬型の気圧配置が続き、寒気は週末にかけて徐々に南下する見込みです。

7日(土)の朝には上空1500m付近で−6℃以下の平地で雪になる目安の寒気が北陸から山陰付近まで流れ込む予想となっています。このため、北日本は北海道だけでなく東北の平野部でも雪の所が多く、北陸や山陰では初雪となる可能性があります。

北海道にはさらに強い−12℃以下の寒気が流れ込むため、日本海側の地域を中心に断続的に雪が強まって大雪となるおそれがあります。積雪の急増による路面状態の悪化や視界不良に注意、警戒が必要です。


東日本・西日本でも、山沿いではまとまった雪となって積もるとみられます。車で移動をする場合は、冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めが欠かせません。予定がある方はあらかじめ準備を済ませるようにしてください。

晴れる太平洋側も15℃に届かず

強い寒気に覆われるため、晴れる太平洋側も気温が上がらず冬本番の寒さとなります。7日(土)の最高気温は東京都心や高知市で13℃、名古屋市や大阪市で12℃など、15℃に届かない見込みです。また、仙台市では7℃と、一桁の予想になっています。

北西の季節風が強まるため、体感温度はさらに下がるとみられます。8日(日)も同じような寒さの所が多くなりますので、厚手のコートやマフラー、手袋など、冬用の防寒具が必要です。特に、紅葉狩りなど屋外を歩く時間が長い方は、しっかりと寒さ対策を行ってください。

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