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札幌・仙台・千葉・金沢・大阪などで今季これまでで一番の冷え込み 昼間も寒い

ウェザーニュース / 2024年12月12日 8時0分

ウェザーニュース

今日12月12日(木)の朝は、東日本や北日本を中心に冷え込みが強まりました。札幌・仙台・千葉・金沢・京都・大阪などで今季これまでで一番の冷え込みとなっています。十勝地方の陸別では−16.4℃を観測し、今季全国で2番目の寒さです。

寒気の影響で昼間もあまり気温が上がらず、九州など一部を除く各地で予想最高気温が平年より低くなっています。晴れる地域も空気の冷たい一日になりそうです。

陸別では今季全国で2番目の−16.4℃観測

今朝、全国で最も冷え込んだのは北海道十勝地方の陸別町にあるアメダス陸別で、最低気温は−16.4℃でした。今月8日(日)に同地点で観測された−16.5℃に次いで、今季全国で2番目に低い気温です。

各地点の今季最低気温を更新した所もあり、札幌や仙台、山形、宇都宮、千葉、富山、金沢、福井、津、京都、大阪などでもこの冬これまでで一番の冷え込みとなりました。札幌は今季初の−5℃到達、仙台は今季初の冬日です。

▼今朝の最低気温(7時まで)
 札幌  −5.0 ℃ 12月下旬並<今季最低>
 仙台  −0.2 ℃ 12月下旬並<今季最低>
 東京  4.3 ℃ 12月中旬並
 千葉  2.5 ℃ 1月上旬並<今季最低>
 金沢  2.1 ℃ 12月下旬並<今季最低>
 名古屋 3.5 ℃ 12月中旬並
 京都  3.4 ℃ 12月中旬並<今季最低>
 大阪  4.9 ℃ 12月中旬並<今季最低>
 広島  5.4 ℃ 12月上旬並
 福岡  7.5 ℃ 12月上旬並
 那覇  19.2 ℃ 11月下旬並

秋までと一転、平年より寒い日が多く

今日は昼間も寒気の影響であまり気温が上がらず、北海道〜中国地方にかけての各地は最高気温が平年より低いところが多く、昼間も空気が冷たく感じそうです。四国の太平洋側や九州では寒気の流れ込みが弱まるため、15℃前後まで上がりそうです。

今年は11月までは気温が平年よりも高い日が多く、秋の深まりは遅くなりました。ただ、12月に入ってからは寒気の影響が続いていて、平年通りの寒さに変化しています。

明日以降も寒気の影響で全国的に気温は平年並みか平年よりも低い日が多くなります。特に15日(日)頃にかけては平年と比べても寒い日が多くなる予想のため、体調管理に十分注意してください。

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