今日は満月 12月の満月の別名は「コールドムーン」
ウェザーニュース / 2024年12月15日 7時0分
今日12月15日(日)は、今年最後の満月です。12月の満月はアメリカの農事暦で「コールドムーン」とも呼ばれます。
太平洋側を中心にバッチリ見られそう
日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続きます。
太平洋側は関東や東海、九州を中心に晴れて、美しい満月が見られそうです。北海道も遅い時間ほど雲が減り、月が顔をのぞかせます。
東北や西日本は雲が多く、観測のタイミングが限られる可能性がありますが、雲の隙間から月明かりを楽しめるかもしれません。
日本海側は雪や雨で観測が難しそうです。
昼間は晴れて寒さが緩む所もありますが、夜になると冬らしい冷え込みとなります。満月を楽しむ際は防寒を万全に行ってください。
▼各地の日の入り時刻・月の出時刻
根室 日の入り 15時44分 月の出 15時5分
仙台 日の入り 16時19分 月の出 15時46分
東京 日の入り 16時30分 月の出 16時1分
大阪 日の入り 16時50分 月の出 16時22分
福岡 日の入り 17時12分 月の出 16時48分
那覇 日の入り 17時41分 月の出 17時22分
12月の満月、英語で”Cold Moon"
農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは12月の満月を「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ぶようです。寒さが本格化してくる時期の満月にはピッタリの呼び名ですね。
満月とは
太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
出典・参考
The Old Farmers' Almanac,国立天文台「ほしぞら情報」,国立天文台「暦計算室」
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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